ChatGPTのリアルタイム音声対話機能とGPT-4oの精度差について
お疲れ様です。
日々、ChatGPTをはじめとするLLMと対話を楽しんでいます。
私はリアルタイム音声対話機能をよく利用しているのですが、その中で、「ん?この情報は正しいのかな?」と思う場面が時折あります。
例えば、「Nvidiaの推論向けGPUであるL4のアーキテクチャは何ですか?」と質問すると、リアルタイム音声対話機能では「AMPEREアーキテクチャです」と回答されることが多いです。一方で、GPT-4oにテキストで同じ質問をすると、「Ada Lovelaceアーキテクチャです」と回答します。
実際に公式サイトを確認すると、L4はAda Lovelaceアーキテクチャを採用しているため、リアルタイム音声対話機能の回答は誤りであることが分かります。
これまで、私は勝手に「ChatGPTのリアルタイム音声対話機能もGPT-4oと同じ精度だろう」と思い込んでいたのですが、実際には、両者の精度や応答の挙動には違いがあると言えます。
とはいえ、リアルタイム音声対話機能は非常に便利です。
これからも積極的に活用していきたいと思っていますが、その応答をそのまま鵜呑みにするのではなく、他のモデル以上に「この情報は本当に正しいのか?」と批判的に考えながら利用するのが重要だと感じました。
また一歩LLMについて詳しくなれて、少し嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。