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ChatGPTのメモリ機能がもたらす便利さとバイアスのリスク
お疲れ様です。
私は日々、ChatGPTと対話を重ねています。
ChatGPTには「メモリ機能」が追加されており、この機能をオンにすると、日々の会話からユーザーがどのような回答を求めているかを学習し、メモを残して記憶してくれます。
例えば、画像生成の際、通常は縦1:横1の比率で出力されますが、「縦1:横2の比率で猫の画像を生成してほしい」というリクエストを繰り返すと、メモリ機能が「このユーザーは縦1:横2の比率の画像を望んでいる」とメモを書き残して記憶してくれます。そのため、次回以降は単に「猫の画像を生成して」とお願いするだけで、縦1:横2の比率の画像が生成されるようになります。
この機能は非常に便利で、個々のユーザーにパーソナライズされた応答をしてくれるため、とても重宝しています。
一方で、メモリ機能によるパーソナライズが進みすぎると、ChatGPTの回答にバイアスがかかる可能性があることは留意しておいた方が良いと思います。
もちろん、バイアスがかかっていることを認識した上で使うなら問題ありませんが、意図せずにバイアスが発生した場合、どこかで予期せぬトラブルが起こるかもしれません。
幸い、今のところ問題は発生していませんが、メモリ機能によって私にパーソナライズされすぎた回答になっていないか、常に意識しておきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。