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ChatGPTのメモリ機能で社内コミュニケーションを最適化
お疲れ様です。
私は日々、ChatGPTなどのLLM(大規模言語モデル)と対話を重ねています。
ChatGPTには「メモリ機能」があり、対話の中で得た重要な情報を記憶に残すことができます。
例えば、私の場合、AIに関する質問を繰り返しているため、「この人はAIに強い関心がある」や「半導体チップにも興味がある」といった情報がメモリに蓄積されています。これにより、より個別に寄り添った回答が生成される仕組みになっています。
最近、このメモリ機能をビジネスに応用できるのではないかと考えました。
会社では、様々なバックグラウンドを持つ人々が働いており、それぞれの関心や傾向を把握することは、効率的な組織運営において非常に重要です。
例えば、経営層が「社内でAIに関心のある人はどれくらいいるのだろう?」と思った際、メモリ機能を活用することで、「○人います。特に○○部にはAIに関心を持つ人が多いようです」といった情報を簡単に取得でき、組織運営にフィードバックできる可能性があります。
また、社員一人ひとりの興味や傾向を事前に把握しておけば、例えばメール送付前にLLMにチェックしてもらい、「○○さんはこの点に敏感なので、この表現は誤解を招くかもしれません。○○の部分を以下のように修正することをお勧めします」とアドバイスを受けることで、トラブルを未然に防ぐこともできるかもしれません。
同様に、資料のレビューに関しても、レビュアーのパーソナルな情報を把握していれば、「○○さんは結論を先に求める傾向があります。資料の構成を以下のように見直すことをお勧めします」といったフィードバックを事前に得られ、資料の修正にかかる手間を減らすことができるかもしれません。
もちろん、こうした個人情報を扱う際にはプライバシーへの十分な配慮が不可欠です。しかし、LLMの活用方法として非常に有効な分野だと感じています。
LLMは非常に汎用的で、さまざまな場面で役立つツールです。プライバシーに配慮しつつ、適切な使い方を模索していきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。