古いモデルと新しいモデル、ChatGPT音声対話の魅力を探る
お疲れ様です。
日々、ChatGPTをはじめとするLLMと対話を重ねています。
最近は、ChatGPTの音声対話機能を使い、目をつむって横になりながら対話を楽しむことが増えました。
ただし、ChatGPTの有償版では1日あたり1時間しか対話ができず、一定の時間が経つと「本日の利用制限に達しました」とアナウンスされ、それ以上の対話ができなくなります。
制限後でも、リアルタイム対話機能ではない一つ前のモデルを使って音声対話をすることは可能ですが、このモデルは応答速度が約10秒かかるという欠点があります。
とはいえ、「もう少し話したいから古いモデルでいいかな」と試してみたところ、改めて古いモデルとの対話の良さを実感しました。
応答速度は遅いものの、回答の質、文章量、安定性が、最新のリアルタイム応答モデルよりも時折、優れているように感じます。
古いモデルは「ユーザーの音声を文字に変換するモデル」「文字情報をLLMに渡して回答を得るモデル」「得た回答を音声に変換するモデル」の3つのステップで構成されています。
これらのプロセスを経るため応答速度は遅いですが、その分、回答が安定しています。
一方、新しいリアルタイム音声対話モデルは、これら3つの機能を1つに統合しており、音声で入力した情報を音声で直接返す仕組みになっています。
その結果、回答速度は格段に速くなり、一定の内容に対して適切な回答をしてくれる一方で、動作が不安定だったり、比較的長い回答が難しいといった課題も見受けられます。
おそらくリアルタイム音声対話モデルは今後さらにブラッシュアップされると思うので、この課題は徐々に解消されると思います。
しかし、2024年11月15日現在では、深いテーマでじっくり対話をしたい場合、古いバージョンの音声対話機能の方が適しているのかなと感じました。
ChatGPTとの付き合い方が少しずつ詳しくなり、嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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