【コンサルタントの仕事術#121】デジタル化で業務スピードアップ！リードタイム短縮の秘訣
こんにちは！業務改革コンサルタントの相原秀哉です。今回は、デジタル化を活用して業務スピードを上げる方法、特にリードタイム短縮のコツについてお話しします。
🎯 リードタイム短縮が鍵！なぜ今、業務スピードアップが重要なのか
近年、デジタル化やDXの重要性が叫ばれていますが、実際のところは、まだ多くの日本企業ではデジタル化すら十分に進んでいないのが現状です。そこで今回は、まずデジタル化による業務効率化、特に「業務スピードの向上」に焦点を当てて考えていきましょう。
業務スピード、つまりリードタイムとは何でしょうか？ここでは「業務の最初の工程開始から最後の工程終了までの時間」と定義します。例えば：
受注から納品までの時間
製造開始から完了までの時間
これらの時間を短縮することが、業務スピードアップの本質なのです。
⏱️ リードタイム短縮の2大アプローチ
リードタイムを短縮するには、大きく分けて2つのアプローチがあります：
正味作業時間の短縮
待ち時間の短縮
それぞれについて、デジタル化を活用した具体的な方法を見ていきましょう。
💼 正味作業時間を短縮する魔法のテクニック
正味作業時間とは、実際に作業をしている時間のことです。情報収集や資料作成に取り組んでいる時間がこれに当たります。
1. 🗑️ ムダな作業をなくす
資料の目的に合致しないページを特定し削除する
部署内で資料を共有し、ページ単位で再利用する
クラウドストレージを活用して資料をアップロード
チャットツールで共有情報を随時発信
「こんな資料はありませんか」と質問できる仕組みを構築
2. ⚡ 作業の速度を上げる
タイピング速度の向上
ショートカットキーの習得
作業の自動化
Excelのピボットテーブル、関数、マクロの活用
Accessのクエリを用いたデータ自動抽出
RPA（Robotics Process Automation）の導入
⏳ 待ち時間を消し去る画期的な方法
待ち時間は、一見気づきにくいものです。例えば：
作業結果の第三者確認待ち
上司の承認待ち
他部署からの追記・返信待ち
これらの待ち時間が数時間、時には数日にも及ぶことがあります。正味作業時間の短縮以上に、待ち時間の短縮に注力することが重要です。
待ち時間短縮のステップ
確認・承認プロセスの必要性を再検討
単なる慣習になっていないか？廃止できないか？
デジタルツールの活用
資料提出時にシステムから承認者へ自動通知
承認者不在時の代理承認プロセスの導入
🔍 デジタル化と業務スピードアップの関係
業務スピードを上げるには、単に業務をデジタル化すれば良いというわけではありません。以下のステップが重要です：
リードタイムを構成する正味作業時間と待ち時間を分析
それぞれの短縮方法を考案
デジタル化を含めた具体的な施策を実行
📚 もっと詳しく知りたい方へ
いかがでしたか？デジタル化を活用したリードタイム短縮の秘訣、理解できましたでしょうか。
明日からでも実践できるコツ：
自分の業務のリードタイムを計測してみよう
どこに無駄な時間があるか、チェックしてみよう
今回紹介した方法を1つでも試してみよう
このトピックについて、さらに深く知りたい方はぜひフォローしてください。定期的に、業務効率化やデジタル活用のコツを発信しています。
一歩ずつ改善を重ねることで、必ず業務スピードは向上します。効率的で充実したワークライフを目指しましょう！