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「ドラゴンヘッド、ノードってなんだ?」のはなし


ブログで公開したものをnoteにも載せます。


akariさんにお届けした占いの中で、ドラゴンヘッドやノードのことを説明しました。前にブログなどで説明したものよりもちょっとだけ詳しい内容になっています。

ここでも紹介しましょう。


■    ノードとは…!

太陽を除くいろんな惑星、月~冥王星にノードがあります。
「node」と書き、「交点」「格子」「交わるポイント」といった意味です。

いろんな呼び方があってちょっと紛らわしいですが、ドラゴンヘッド(月のノースノード)やドラゴンテイル(月のサウスノード)として星占いでは知られるようになってきました。

これは、地球から空を見上げたときの太陽の通り道月の通り道が交わるように見えるポイントです。

「ドラゴンヘッドやドラゴンテイルの近くで新月や満月があると、ちょうど一直線になって 太陽に照らされてできる影がいい塩梅に重なるので、日蝕や月蝕になるよ」というポイントでもあります。

ノースノードとサウスノードの区別のしかたは 私もうろ覚えです(^_^;)

月や水星といった惑星が 太陽の軌道を基準にして 北(上?)に向かって昇ってくる感じになっているほうを「ノースノード」(昇交点)、
南(下?)に向かって降りていく感じになっているほうを「サウスノード」(降交点)と言っていた…はず…?

あまり自信がないので いきなり信じないほうがいいです!


水星~冥王星のノードもこれと近いしくみです。

ただ、水星~冥王星は月のように地球のまわりを回っているわけではないため もうちょっと複雑なしくみになっていて、水星~冥王星のノードはノースノードとサウスノードが180度というわけではないというのがあったりします。

私もうまくイメージできずこれはまだ説明できません。お許しを(^_^;) 

「軌道と軌道の交点」とか、「公転面と交わるポイント?」のようなポイントがどうやら過去や未来や進化と関係しているらしい、という感じです。


なぜ北・ノースノードが未来や進化を象徴しているのでしょうね。
それを説明している資料を私はまだ見たことがありません。

私が考えたところから話をすると…

北といえば北極星があり、北極星は地球の歳差運動の軸に近いところにあります。

歳差運動の軸、北極星の近くでは りゅう座の龍が高次元の宝物を守っていると言われていたり、北極星そのものが信仰の対象になったりと、どうも人類は「北」という方向に高次元的なものを見出してきた歴史があるようなのです。

これは私が予想した「もしかしたら」の話ですが、そういうところと関係して、「北に向かうポイント」のノースノードを「より高次のところに向かう進化を象徴するもの」「私たちはだんだん進化しているところだから、未来は進化した先ということで、ノースノードは未来」というふうに考えたのかもしれません。


基本的にはどの惑星のものでも、ノースノードは未来のこと、サウスノードは過去のこととして考えます。

「基本的には」と妙な言い方をしたのは、占い師さんの中には「いや、反対だ。ノースノードが過去でサウスノードが未来だ」と主張している人もいたり、西洋占星術が育った西洋思想では 転生という考え方をそもそも採用しておらず「ノードの占い?過去世なんて想定していませんよ」という扱いのこともあったりするからです。


大昔の古代エジプト時代の占星術ではノードは重要な要素としていたようなのですが、それが西洋に伝わったときに「ノードは見ません!」というふうになったり、
インド神話でも不遇な扱いになったり、東洋に伝わってからの占いでもドラゴンヘッドやドラゴンテイルにあたるもの(ラーフとケートゥ、羅睺(らごう)と計都(けいと))は凶という解釈になったりと、あまりよしとされていなかったりします。

日本では、ここ5年くらいでだいぶ多くの占い師さんが月のノード(ドラゴンヘッドやドラゴンテイル)のことを発信するようになってきました。

でも、水星~冥王星にもノードがあることを考慮して占いを考えている方は まだあまり多くないと思います。
魂のことに興味や理解がある人がだんだんと増えるにつれ、ノードの捉え方も変わってくるのでしょう。



というおはなしでした。

ノードの説明に公転面が出てくる話は、たしか『ヘリオセントリック占星術』の本にチラッと書いてあったような気がします。

でも私は全然イメージできず、よく理解できていませんなぁ(^_^;)



余談1

ドラゴンヘッド星座ごとの様子をどんなふうに考えるか、ざっくりまとめた話。

もちろんここに書いたドラゴンヘッド星座だけではなく、ハウスやアスペクトも読めたらよりよいですよ。


余談2

ドラゴンヘッドを過去に感じやすい配置として、私が見つけられたものは、ドラゴンヘッド山羊座は「ドラゴンヘッドからドラゴンテイルに変わってきている」と感じるケースが多いというものがあります。

山羊座に月のノースノード(ドラゴンヘッド・未来)があっても、山羊座にはほかの惑星のサウスノード(過去)が多く集まっているからです。少なくても2個、多いと4個くらい集中していることもあります。
そうなると、ドラゴンヘッドよりもほかの惑星のノード由来の変容を顕著に感じやすくなるわけですね。

いろんな惑星のノードが出生図のどの位置にあるかは、こちらのEphemerisのサイトで知ることができます。
英語のサイトですが、生年月日(分かれば出生時刻も)だけ入力すれば出るようにしてありますので、よかったら試してみてくださいませっ

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