藤井風 MISIA「HigherLove」に込めたもの 魂の在処 雲間から降り注ぐ光
『届け Higher Love』
雲間から突然に眩しく差し込む光のようなMISIAの歌声で始まる。
「何なんw」がハイヤーセルフからの歌ならば、
これは大いなる存在の在処に気づいた人の歓喜の歌。
もがき、転び、沈み、暗闇の縁から、ハイヤーセルフの存在に気づいた人の歌。
「何なんw」のアンサーソングのような位置づけかもしれない。
風くんの言う「自分の中の小さな神様みたいなそんざい」
その存在に気づいた時に、青空が見えた。
雲の上はいつも晴れ。
ずっと変わらずに、そこにいてくれたもの。
確かなもの。
遠くにあると思っていたけれど、
それは自分の中にある。
天に届け、大いなるものに。
内なるものに届け、内なる魂に。
遥かな天空にあるものと内なるもの、遠い遠い距離があると思っていたそのふたつの存在は繋がっている。
溶け合い、すべてのものををつつみ込みひとつになる。
全ての命は、存在は繋がっている。
MISIAの天上から届くような歌声を聴きながら、こんな言葉たちが溢れ出てきた。
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私は幼い頃から耳の聞こえが悪い。
他の人が聞こえているものが私には聞こえていないんじゃないかと思っていた。
そんなことを思うのは風くんを知ったから。
でも、そんな私にも風くんのコーラスは届いた。
その瞬間に耳から電流が走り、
涙が出てきた。
私にも聴こえた、、。
それがこんなに嬉しい。
高らかに歌い上げる風くんの横顔が見える。