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「頭が良い」とは誰が決める?—コミュニケーション強者への道
こんにちは、みなさん!早速間が空いてしまいました。インプットデブ脱出の道のりは長い。
今日のテーマはズバリ、「頭が良い」とは何ぞや?という話。
私の尊敬する先輩が教えてくれたお話をアウトプットしていきます。
突然ですが、あなたは自分のことを「頭が良い」と思いますか?
…正直、私も一瞬「いや、まあ…悪くはない?」と遠慮がちな自己肯定感が顔を出しますが、ここでグッと冷静になりたいと思います。
「頭が良い」とは、自分が決めるものではない!
「頭が良い」は他人の評価で決まる
そうなんです。「頭が良い」という称号は、他人が「この人、頭いいな~」と思った時に初めて成立します。
だからどれだけ自分で「私は頭が良い!」とアピールしても、他人が「そうでもないな」と思えば、それまでなんですよね。
ここで重要なのが、最近の「自己肯定感を上げよう!」「ありのままの自分を愛そう!」という流行り。いや、大事ですよ?自己肯定感。
でも、こういう世の中だからこそ、逆張りでいくのが一周回って効果的なんです。
つまり、みんなが「自分ファースト」になっている時代だからこそ…
「相手基準」で考える人が抜きん出る!
頭が良い人は相手ファーストで考える
たとえば、会社で企画書を何枚も真剣に作っても通らない人と、口頭でサラッと説明しただけで企画が通る人がいますよね。
違いは何か?
「この人なら間違いない」と信頼されているかどうかです。
信頼されている人は、「頭が良い」と見なされやすいんです。そして信頼はどこから来るかというと、相手の立場に立って考える力です。
伝わらないのは話し方のせいじゃない!
ここで重要なのがこの考え方:
「話が伝わらなかった時は、話し方じゃなくて考え方が浅かったと考えるべき。」
つまり、「どうすれば相手に響くか」を考えるのが足りなかったということです。
このワード、結構私はグッときました。
たとえば、「自分が分かっていること=相手も分かっているだろう」と思い込んでしまう。でも、相手の状況や背景をもっと掘り下げて考えれば、伝わり方は全然違うはずなんです。
クレーム対応で見えた「頭の良さ」
お話を聞いていて思い出したのが、昔私がメーカーで働いていた時のこと。
納期遅延が出た時に営業マンがそれをお客様に伝える場面がありました。
結果、2種類の営業マンがいたんです
その場しのぎで何とかしようとする営業マン
→ 話がどんどん拗れる。さらなるクレームで上司出動。。。相手の奥にある感情を想像する営業マン
→ 信頼を深め、むしろ追加注文を取る。前期比売上120%
違いは何だったか?
**「どうすれば相手が納得し、安心できるかを考える力」**でした。
「これは仕方ないことだから」と反論したり適当に謝るのではなく、本質的な問題を捉え、相手の感情に寄り添う姿勢が信頼を生んでいたんです。
「頭の良さ」は承認欲求のコントロールにあり
人間には「認められたい」「褒められたい」という承認欲求があります。
これ、誰にでもありますよね?(私だって、たまには褒めてほしい!)
でも、これをどうコントロールするかが、コミュニケーション力に直結するんです。
知識を披露したい時:
「これ、ただ言いたいだけじゃないかな?今このタイミングで本当に相手のためになるかな?」と考える。話したい気持ちを抑える:
代わりに相手の話を引き出すことで、自然と信頼が高まる。
承認欲求を満たす側に回れ〜頭の良さとセットで必要なコミュニケーション強者になる2つの条件〜
みんな承認欲求を満たされたい。ではそれを満たす側に回れば強いと思いませんか?
逆張りです。承認欲求を満たす側に回ればコミュニケーションにおいても強者です。
ではその条件を2つ
自信を持つ
自分を認められる人は、他人を褒める余裕があります。逆に、自分を認められない人は「私を見て!」となりがち。自己アピールを控え、行動で示す
頭が良い人は、自分のことを「すごいでしょ?」と言いません。むしろ、他人を引き立てることに長けています。
この二つ、案外難しい。1は自信のなさから話泥棒をする人も多い。
2はついつい知識を披露したくなることもあるけどグッと堪える。
親切な人は最強のカリスマ
最後に、一番シンプルな話をしましょう。
人はどんな時に他者を信頼し、評価するか。
それは、”親切にされた時”です。親切な人は、それだけで最強です。
たとえば、落ち込んでいる時に「あったかい飲み物、どうぞ」とそっと渡されたらどうでしょう?それだけで「この人、分かってる!」と思いますよね。
「結果を出しつつ、親切な人」が、その親切にされた人が周りにどんどん吹聴していき、そしてやがてカリスマになっていくんです。
結論:「頭が良い」は他人基準で決まる
だからこそ、相手の立場に立ち、背景を想像しながら話す癖をつけましょう。
今日から、何かを話す前に一度「んっ」と立ち止まって考えてみませんか?
その一呼吸が、あなたの「頭の良さ」を他人に認めさせる第一歩になりますよ!
aiha