船に乗って国境を超えたい! その3
自分で操縦する船に乗って国境を超えるという夢に向かって爆進する当企画ですが、まずは最初の一歩として、越境に必要な免許の取得へと進みます。
1級小型船舶免許試験の概要
1級小型船舶免許の試験は、身体検査、学科試験、実技試験の3つに分かれています。
身体検査は、まっすぐに歩けることと、矯正済みの視力が0.7以上、赤緑白の色が見分けられることですので、特にアスリートのような身体能力が求められるわけではありません。
学科試験は、2級セクションと1級セクション(上級)に分かれていて、2級だけを受験することも可能です。また、2級を合格した方については1級取得時には上級部分のみのテストになります。
さらに、学科については合格の効果が2年間はキープされるので、もし実技試験で不合格になっても、学科は当面は再受験が不要です。
実技試験は、離岸から加速、方向転換、人命救助、蛇行、着岸までの流れをひと通りやる感じです。とにかく「周囲よし!」と指差し確認をやり続けます。
2級から受験するのが賢い
上で説明した通り、2級さえ合格しておけば1級の試験時には学科試験の大半が免除されますので、めちゃくちゃ楽です。
一方、いきなり1級を受験すると、学科試験で広範な試験範囲となり、上級セクションの問題のミスによって不合格となっても2級の資格がもらえるわけではありません。
つまり、2級から1級へと順を追って進むのと、はじめから1級を受験するのでは、合格の簡易度が格段に違います。なので、2級から順を追って受験するのが賢いです。
次回からはもう少し詳しく、小型船舶免許の試験問題についてご紹介していきます!
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