男性にもスピリチュアルな視点は大切なエッセンス。
最近の偶然の出来事。
2人の男性から、それぞれご自身の築いている家庭内の不調和について、モヤモヤしている…と、立て続けに心の声を聞く機会がありました。
お一人からは相談として、もうお一人は、吐き出す場所がなくて本音を言いたくて…とのコトでした。
彼らの言葉では、私は安心感と頼りがいがあるらしく、恥ずかしいと思うような弱音を言いやすくなるんだそうです。
偏った母性は、他者の感情や人生を勝手に請け負うことになりかねない。相談を受けた私自身が自分の軸に立つという事を、確認しながらお話に向き合いました。
自分の中に在る、女性性を豊かにしていきたい…
そして、今回の出来事を通して私の中の女性性を認めてあげられたという確認と、宇宙と繋がっているエネルギーについて改めて自分自身にインプットする好機となりました。
本当にお2人に感謝ですね。
という事で、お2人の様子について具体的な相談内容の記載はさておき…彼らは、パートナーとの関係に居心地の悪さを感じていて、時によっては口げんかをすることもあり、奥様の感情的で理論の成り立たない言い分に対して、どう解決策を見出したらいいのか分からなくなり、息の詰まる感覚になるそうです。
その状況を思い返して話しているときの彼ら…暗い。重い。
何故なら、とても自分を責めているからです。
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何でこんな事になったんだろう。
言われたことを解決しようと思って、家事や育児も手伝っているのに。
喧嘩の度に、同じことを指摘されて責められる。
一家長として、頑張っているのに…。
家を建てたり、男としてやることはやってるのに…。
稼いだお金は家に入れて、俺のお金も全然ないのに…。
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こんな事を仰っていました。
そりゃあ、苦しいですね。聞いている私も何度も息苦しくなりました。
そして、私が彼らにお伝えできた事は、以下のこんなコトでした。
”まずは、今の自分に対して自分を認めてあげるコト”
今の家庭を支えるお金は、間違いなく頑張って仕事をした自分の成果であって「お金がない。貯まらない。」なんて責めずに、それだけの収入があることに感謝するコト。稼いできた貴方は頑張ったんだ。
”自分の本当の望みは何か?どう暮らしたいのか?”
一軒家だ。車だ。庭だ。家電だ…。目に見える環境を整える前に、自分の抱いている本当にしたい暮らしはどんなものかを考えてみたらどうだろう。今の優先順位は本当に貴方の為の優先順位かい?奥様や子供の顔を思い浮かべながらではなく、まずは貴方が一番に嬉しくなるような暮らし方を描いてみよう。
”俺がもっと頑張ろう。俺がもっとしっかりしなきゃ。を手放そう”
不調和で奥様に対して「俺を責めるものわかりの悪いヤツだ。」「あいつは話にならないヤツだ。」となりがちですが、そんな女性をパートナーに選んだのは、間違いなく貴方です。(政略結婚でもないかぎり…笑)そんなパートナーを無視して、自分だけをがむしゃらに頑張らせて解決しようとしても、きっとなかなか物事は良い方向に進まないと思います。パートナーを通して貴方の性格や思考グセを知るタイミングではないでしょうか?
パートナーを否定し、そこまでして受け入れられない貴方の内側にあるモノは何なのでしょうか?
感情に対して感情の応酬は、エゴの良い餌になってしまいます。少しづつだとしても、自分の感情を自分で味わう(その理由に気づいていく)という事が必要です。
ぜひ、ハートで感じるというコトをしてみていただきたいのです。
そうやって自分を知っていく中で、自分の存在や命の愛おしさに気が付いて、そして家族や身近な生活環境などもひっくるめて、本当の豊かさを求めて変化もすべてを受け入れて歩んでいけるようになると思います。
あくまで、私の直感的な感覚ですが…
『今』みんなが『気が付く』為の出来事がどんどん起きているのかな。
そんな私の視点から、今回の2人の男性の出来事にフォーカスすると…
男性は男性で、今の経験の中で自分の在り方や居心地という価値観を、自分自身の反応として敏感にキャッチしているんだと感じます。
彼らがそれを素直に感じ取り、静かにそして確実に自分の内側に落とし込んでいくには、外側の世界に目を向けているその視点だけでは脆い立て直しを繰り返すことになる。
だから、他の視点としてスピリチュアルという一見すると目には見えないけど絶対に存在するメッセージやサインが、彼らの理解をサポートする機能としてあってもいいのだろうと思いました。
そんな許可を男性も自分自身に出してあげてください。
思考は現実になる。思考はエネルギー。貴方自身を取り巻く身近なモノ。
外からやってきた価値観に安心しないで、ひとつひとつの出来事の中にある”何か”を知ろうと思っていてください。
これから、とても軽やかなエネルギーに後押しされるように…
多くのサポートがあることを心から信じてみてください。