【小ネタ】お魚くわえたドラ猫は存在する?
☆ぴちゃんとまえくん179話目☆
ぴ『お魚くわえたドラえも〜ん♪』
ま『それはまた、局を越えた曲になっとるな』
ぴ『ドラえもんも猫型ロボットだから、お魚くらいくわえるでしょ』
ま『そもそも、猫は魚が大好きってわけではないらしいぞ』
ぴ『え? そうなの?』
ま『北海道とかで熊が鮭を獲る映像はあっても、猫が河原で魚獲ってる映像はなかなかないやろ』
ぴ『家の金魚鉢に、手ぇ突っ込む猫ちゃんとかは観たことあるで』
ま『あれは、猫じゃらしにじゃれるのと同じ感覚やろ。別に金魚食ったろうと思ってるわけではないやろ』
ぴ『じゃあさ、なんでぴちゃんたちって猫ちゃんがお魚好きって思ってるん?』
ま『それは、日本人の勝手な思い込みらしいわ。確かに、猫はたんぱく質の多い食べ物、なかでもビタミンやミネラルの多い生肉を好むらしい。やで、生魚ってのは生肉のひとつに過ぎないわけやな』
ぴ『猫って、生肉にビタミンやミネラルが豊富って学校で習うんか?』
ま『そんな猫おらへんやろ〜〜』
ぴ『あ、大木こだま師匠』
ま『チッチキチ〜』
ぴ『で、なんでそんなことが言えるんや』
ま『それはもう遺伝子レベルの話になるんちゃうか? さすがに、もう生存本能の一種として備わってるんとちゃうか?』
ぴ『へぇ〜、遺伝子レベルねぇ〜』
ま『そもそも、猫は水が嫌いやろ』
ぴ『あぁ、それはよく聞くね』
ま『それも、イエネコのルーツがエジプトのリビアヤマネコなんだそうやけど、砂漠的な環境に適応した種がソイツだったのよ。そんで、その遺伝子は現代にも残っていて、水に濡れるのを嫌がり、水辺自体に近づこうとする猫が少ないらしい。自分と適さない環境を恐れるのは、本能なんだろうね』
ぴ『約束は要らないわ〜♪』
ま『本能だね。椎名林檎さんだね。ってなわけで、そもそも水辺に近づかない猫が、「お魚をピンポイントで好物にするはずがない」って見解ね』
ぴ『え〜、じゃあお魚くわえたドラ猫は?』
ま『魚屋の店頭に並んでるお魚をくわえて逃げるのは十分に考えられるね。だって水辺ではないから、好物の生肉が置いてあるだけだから』
ぴ『あ〜、なるほど。じゃあ、存在するんだ〜』
ま『真相の程は猫に聞いてみなわからんやろうけどね』
ぴ『え? じゃあ、どうしてまえくん分からんの?』
ま『何で俺が猫やねん』
ぴ『いつも人と会うときに猫かぶってるから』
ま『許してにゃん』
今週の小ネタ【「猫ちゃんは魚好き」は日本人の思い込み】
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