千房でお好み焼きを食べたよ
☆ぴちゃんとまえくん166話目話目☆
遠征で大阪に来ているぴちゃんとまえくん
(実際にはだいぶ前のおはなし)
ぴ『大阪グルメといえば「粉もん」だね』
ま『以前の大阪遠征では「ゆかり」さんでお好み焼き食べたから、今回はまた違うお店のお好み焼きを食べようか』
ぴ『どこ行く〜?』
ま『じゃあ、今日も商店街をぶらついて目に入ったとこ』
ぴ『ふ〜、外は暑いねぇ。早く決めたいよ』
ま『おおっと、いきなりあるやんけ。知ってる名前の店が』
ぴ『ほんとだ「千房」だ』
ま『今日は「千房」さんで食べようか』
ぴ『こんにちは! 2名でーす!』
ま『いえ1名で』
ぴ『ぴ〜! 恥ずかしがり屋さんが!』
ま『とりあえず、メニューを見よう』
ぴ『ふむふむ。お好み焼きも色々種類があるね』
ま『店名のついた「千房焼」に、そば麺の入った「広島焼」。お馴染みの「ねぎ焼き」から、焼きそばの入る「もだん焼」ね』
ぴ『普通の「ミックス焼」や「豚玉」なんかもあるね』
ま『とはいえ、ここは看板メニューや人気メニューを食べたいところ』
ぴ『じゃあ、もうコレじゃん。「道頓堀焼」が人気No.1らしいよ』
ま『具材は「豚肉・いか・小えび・チーズ・牛すじこんにゃく」か。牛すじこんにゃくってのが、もろ大阪って感じがして良いね』
ぴ『すでに大盛りなんだね。千房焼も大盛りって書いてある。他のも250円で大盛りに出来るみたい』
ま『逆に普通サイズでいいんやけどな。でも、大盛りがどんなサイズかも見て見たい気持ちもある』
ぴ『まぁ、ここはこのまま大盛りサイズでいいんじゃない。あとは、他のメニューだけど。焼き上がるまで時間かかるらしいし』
ま『あ、餃子食べたい。この「パリパリ鉄板餃子」頼もうや』
ぴ『ほんと、お菓子みたいなん好きやなぁ』
ま『あ〜、「とんぺい焼き」とか「豚キムチ炒め」も食べたいけど、さすがに入らんなぁ』
ぴ『また来たときね』
ま『それじゃあ、注文。すいません、「道頓堀焼」と「パリパリ鉄板餃子」ください』
ぴ『そして、先に届いた餃子がこちら』
ま『うん。美味しい。いくつでもイケるやつ! コレはでもお酒のつまみとしていきたいねぇ』
ぴ『飲食店でのお酒は今はシビアだからね』
ま『さて、さらっと完食。ちょうどいいタイミングで、お好み焼きの方も焼き上がりましたね』
ぴ『運ばれてきた〜。お〜、マヨネーズ綺麗にかけてる〜』
ま『ここに、お好みで卓上の青のりとかつお節をかけてと』
ぴ『お〜、出来たね。完成だ〜!』
ま『それではいただきます』
ぴ『実食!』
ま『うん、美味しいね。出来立てが鉄板の上に置いてあるから、めちゃくちゃ熱々だ。最初はちゃんと食べる分を冷まさないとね』
ぴ『ボリュームやばいね。二人分くらいありそう』
ま『一人でも食べきれないことはないけど、他の大阪名物とかも食べたいなら、大盛りじゃない方がいいかもね』
ぴ『具材はたくさん入ってるけどどう?』
ま『まず、牛すじこんにゃくの牛すじ美味しいわ。特別美味しいってわけじゃなくて、お好み焼きに入ると生地部分との味のコントラストがはっきり出て、技ありって感じ』
ぴ『まえくんどて煮とかも好きやし、嬉しそうやな』
ま『あとは、チーズかな。俺自身普通のチーズに好き嫌いは特にないもんで、特別視はしないやけど。この、熱々トロトロで口の中が柔らかくとろける感じ。お店じゃないと無理よねぇ』
ぴ『チーズは時間との勝負だからね。すぐ冷め固まっちゃうから』
ま『ソース自体は、結構ノーマルかな。濃すぎないし、甘すぎないしで、おそらくどの地域の人も食べられる。俺は濃い方が好きやから、そーゆー人には少しパンチが足りないかもしれないかな。でも、ちゃんと生地もふっくらしてて美味しいで』
ぴ『「ふわとろミックス」ってメニューが「ミックス焼」と同じ値段の同じ具材であるから、山芋たっぷりのふわふわ生地が好きな人はそれを頼んでもいいかもね』
ま『ふぅ、ごちそうさま』
ぴ『なんか、最後奥の席に座ってたおじいちゃんが付き人さんと来てたね』
ま『たぶん、場所柄芸人さんとかも来られるんでしょ。大きい劇場も近いし』
ぴ『さすが大阪だぁ〜』
ま『次大阪に来たときは、また別の有名店さんに行こうね』
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