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君キュン5thワンマンを観て

☆ぴちゃんとまえくん195話目☆

ま『はい、というわけで、表題の通り「君に、胸キュン。5th Anniversary ワンマンライブ 私立胸キュン学園 〜真夏の学園祭〜」を、愛知県芸術劇場大ホールで観てきたわけなんですけれども。どうでしたか、ぴちゃん?』

ぴ『サブタイトルで「学園祭」って言ってる割には、転換時のモニターは「◯限目」って表記で、去年の画像使いまわしてる感が否めなかったです』

ま『うおーい! いきなりそんなとこツッコむやつおるかい! 別に、区切るのに適当な表現が他に見当たらんかっただけやろ、許したってや』

ぴ『まぁまぁ、冗談ですやん。ぴちゃん、そんな小姑キャラちゃうし。お小言言う姑キャラなのはまえくんの専売特許やもんな』

ま『誰が姑キャラやねん。それで、ライブの感想をお願いしますよ』 


ぴ『ぴちゃんはねー、メドレーが前半と後半で計2回あったのが驚いたね。メドレーって構成の真ん中くらいとか、MC明け後半戦の頭にやるって勝手にイメージしてたからさ。後半「Still Love」がワンハーフで進んだ時点で、「あっ、ここで仕掛けてきますか〜」ってニヤついちゃったわ』

ま『確かに、序盤に「恋愛決壊警報」と「キミはボクの一番星」で会場を掴んだ分、後半の曲をどうするかって問題はオタクとしてはどうしてもチラつくよね』

ぴ『前半の、新曲「サマバガール」からの『夏曲・アゲ曲メドレー』へと繋いだのは、手持ちをどう使っていくかの最善手だったよね。そして、中盤のコラボコーナーがあると、どうしても終盤が気になるじゃん』

ま『まぁ、「恋愛」あたりはもう一度やるのも無難な線ではあるからね』

ぴ『そこをあえてさ、新曲「私を照らす一等星」を含め3曲やったあとに、次の「Still Love」ワンハーフを皮切りに「恋愛系楽曲メドレー」へと移行し変化をつける。フロアの集中力を再度焚き付け、スピードを保ったまま、グループの特徴である部分をしっかり見せる。1つの曲に頼らず、これまでグループが魅せてきたもので、これからも突き進むんだって強い意思を感じたね』

ま『最後「魔法の扉」で締めてくれるのも良かった。締めるというよりも、どちらかといえば出し切るに近い感覚だと思うけど。やっぱ、オタクって色々好きな曲はあるだろうけど、「みんなが待ってる曲」ってのは、向こうも肌感で分かるだろうから』

ぴ『まぁ、あとは個人が歌えるかどうかの問題やからな。ぴちゃん的には、優歌ちゃん様々って感じやけど。あと、ふうかちゃんも良い感じだった』

ま『せっかく良い環境でライブ出来る機会やでなぁ、その辺はもっとチャレンジしてもよかったとは思うけど。まぁ、コーナーの一部にソロ歌唱もあったし、魅せ方はそれぞれ方針がありますのでね』


ぴ『まえくんは、ワンマン観てどうやった?』

ま『なんと言っても、愛知文化服装専門学校の学生さんとの衣装コラボ。コレは、誰が提案したか知らないけど、最高でしょ。グループとしては、社会貢献・地域活性化に携われられるし、学生さん側からすれば、衣装制作を通して自身の技術向上・教育成果の披露・夢への第一歩となるし、学校側からしても、単純な宣伝効果に加え、専門性のアピール・指導実績の可視化にもなる。また、コーナーの進行役として、事務所の功労者でラジオのお仕事もしてることりちゃんをMC起用することで、初めての試みながらも観てて安心感のある時間を過ごせた』

ぴ『もっと簡単に説明して』

ま『みんなハッピー!』

ぴ『なるほど、はしょり過ぎや』

ま『俺は、技術的なことは音楽関係も服飾関係もまったく分からない。けど、それらを見て「おぉー! すげー!」って感動することは出来る。その「すげー!」が社会に循環していくことで、また新しいものが生み出されていく、そう思ってるんだよね。ずーっとおんなじことやってちゃダメなんだよ、もちろん変わらない良さってのもあるけど、変わることでより素晴らしい感情と出逢えるかもしれない。ワクワクと期待が出来る方に、人は惹かれていくと思うね』

ぴ『創るのが好きなまえくんらしい意見だわ。ぴちゃんはふうかちゃんの衣装が好きー。水色ふわふわでかわいいのと、青黒でキメキメのカッコイイやつ、二着の味が明確に分かれているのに、どっちもふうかちゃんらしさが出ていて超似合ってた〜』

ま『俺は、あみんぐの黄色のドレス衣装だな。事前に衣装だけ発表されてたけど、ロング丈のドレスなんて絶対踊りにくいのよ。でも、あの衣装は、なんつーの、前側だけは普通の丈じゃん。足を前に出す動きに支障がないってことは、「恋愛」のサビで踏み込んだり、「一番星」で膝あげても、ちゃんと動きが見えるようになってるから躍動感が失われないんだよね。でも、背面はロング丈だから、バラード調の曲にも清楚に合わせられるってのが、上手いこと一着で仕上げられてるし、モデルじゃなくてアイドルの衣装ってことをちゃんと意識してるなぁーって感心したよ』

ぴ『あの時間は、単なる衣装コラボのコーナーという企画の一つ、ってわけじゃ全然なくって。みんなの夢や想いがたくさん詰まった、貴重なステージだったね』

ま『内心、あみんぐの星ステッキ、今池の生誕の時みたいに折れるんじゃないかって、ちょっとハラハラしてたわ』

ぴ『大丈夫、近くでは見てないけど、結構ゴツそうやったから。あと、めっちゃ光ってたし、神のご加護がありまくりそう』


ま『正直なところ、まぁ今年もふうかちゃんが卒業発表してるとはいえ、去年は愛花の卒業も兼ねたワンマンだったから、何を目玉にするのか、何を来てくれた人たちに観てほしいのか、ってのは悩みどころだったと思う』

ぴ『「今の君キュンを見てほしい」とだけ言っても、別にそれって普段の対バンやフェスに行けばいいよね?ってことになるからね』

ま『そう、ワンマンならではの特別感。ただ「周年迎えるから来てねー」の気持ちでやられても、こっちは冷めるだけだからね』

ぴ『そのへん、演目の情報をどこまで解禁するか、ホール会場を活かした構成にするかどうか、集客のため当日までにいつ・どこで・何をするか。いろいろ大変だったと思うよ〜』

ま『客側としても、チケットごとに座席分類されてるとはいえ、ホール会場だとライブハウスみたいに、ふらっと途中入場とかはなかなかしにくい。拘束されるとまでは言わないけど、ある程度の時間幅をとって行かないといけないからねぇ』

ぴ『去年もフォレストホールでやったからアレだけど、結構、ホールワンマンってシビアだと思うの。環境とか場慣れ感とか、全然いつもとは違うわけじゃん、お互いに。それでもさ、ホールでやるってことは、覚悟決めてるから、そっちもそのつもりで来い、ってぴちゃんはとらえたけどね』

ま『で、これから。って話になるんよね』

ぴ『せやで。じゃあ次、この経験を生かして、どこで何したいか、って目標をさ、また近いうちに聞けたらいいなと思うわけ』

ま『個人の目標でもいいし、グループとしての目標でもいい。君キュンで活動する理由が、明確にあると、こっちも応援しやすいからね』

ぴ『まぁ、春ツアーから忙しかったと思うから、今は休める時にゆっくり休んで、また今回増えた新曲と一緒に、成長していってほしいですね』

ま『ええこと言うやん。ぴちゃん今日頭冴え渡っとるなぁ』

ぴ『は? いつもこれくらい考えてますけど? 自分だけが分析に長けてるとか思ってんのか? 調子乗んな』

ま『めっちゃ辛辣ぅ〜。何コレ、急に現実戻された気分なんやけど』

ぴ『ふんっ、最近はるちゃんにデレデレしとるからな。ぴちゃんがしっかりとまえくんの首輪持っとかなあかんねん』

ま『まぁ、なんにせよ。君キュンさん、グループ結成5周年、おめでとうございます』

ぴ『これからも頑張ってください。あと、来年は、ぴちゃんの衣装も作ってください』

ま『まず服を着るところから始めようか』

#3分間の暇つぶし #ぴちゃんとおはなし
#ぴちゃんとおでかけ

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