まえくんとひめちの日常
☆ぴちゃんとまえくん186話目☆
ま『今回は「別邸 月島」での特別回です。本編の【第1部のおはなし】と【第2部のおはなし】も、お時間あればよろしくどうぞ』
ぴ『おぉ〜っと、今回のメインゲストが早速登場してくれたみたいですわ』
姫『ひめちだよー! いぇ〜い!!』
ぴ『あらあら? 今は元気やん、さっきまで顔面蒼白やったのに』
姫『まえくんおはよ! 今日もぴちゃんと一緒だね!』
ま『「めるあど」の咲良姫花ちゃん。詳しくはこちらの記事にて【姫ちゃんとまえくんが再開?】』
ぴ『どしたんや、さっきまで借りてきた猫みたいにおとなしかったのに』
姫『だって! 推しメン様がかわいすぎて! ぴちゃんが可愛すぎて!』
ぴ『おん、ありがと』
姫『ちがう! ぴちゃんのことじゃないよ!』
ま『場慣れしてきたって感じか。ハニフィでの伸び伸び感が全然ないよな』
姫『え? そんな違った?』
ぴ『ハニフィで自由にしすぎて、普通にお給仕すること覚えんかったんやろ』
姫『まえくんチェキ撮る!?』
ま『チェキ? おん、撮るわぁ』
姫『いぇ〜い! 何枚? ひめちは優しいから3枚でいいよ!』
ま『優しっ! 開幕3枚は本当に優しくなっとる!』
ぴ『前々回会った時は「チェキ30枚?」とか聞いてきたもんな』
姫『だいぶ遠慮してる! 優しいからな!』
ま『遠慮を覚えてこれか』
姫『ココ(伝票)に書いとくね! ひめチェキ3枚!』
ま『はいどうぞ』
姫『ねぇ、それ何〜?』
ま『まこぴのデコチェキだよ』
姫『え〜かわい〜い〜! 姫もチェキ欲しい〜! 姫の分も買って〜!』
ま『え? 俺が買うの? 俺いま金持ってないのTwitter見て知っとるやろ』
姫『まえくんいつもお金ないやん』
ま『誰か他の人に買ってもらいなよ』
姫『ココに書いとこ』
ま『勝手に伝票に追加すな!』
ぴ『あいかわらず字が汚ねぇ』
姫『ぴちゃんのチェキが2で〜』
ま『違う! そこは「単価」を書くところ! 「値段」のこと! そこに2って書くとまこぴのデコチェキ「2円」になっちゃうでしょ!』
姫『あ〜! 間違えた! 2000? あ、え、いくら?』
ま『デコチェキだから、単価の欄に書くのは2000でいいよ』
姫『金額は4000』
ま『いや、それだともう金額が確定になっちゃうから。このあと俺がまこぴのデコチェキ追加したくなったらどうすんねん』
姫『は〜!? もう! 早く言って!』
ま『金額は会計の時に計算して書くものなの! まだ書いちゃためなの! もぉ〜! えれはさん! みるるんさん! 助けてくれ〜!』
ぴ『えれはちゃんが姫ちゃんに伝票触らせないのも納得だね』
姫『ひめチェキは3枚で3000円』
ま『いや、今言ったばっかだし、自分で言うのもなんだけどさ。だから金額に3000って書くと、このあと姫ちゃんのチェキを追加したくなった時にやなぁ』
姫『あ〜! まえくん! 良いこと言う! 消しとこ!』
ま『も〜! 注文の段階なのに伝票ぐちゃぐちゃなんよ! 先輩見てください! 姫ちゃんが〜』
先『チェキ3枚って少なくない?』
姫『そーだよね! 5枚にしよ!』
ま『君らバカじゃないの!? 即効増えたんだが!?』
先『いや、俺に振っちゃダメでしょ』
ぴ『5枚でもまだ優しいと思える世界』
姫『5枚撮るとね、ひめちのブロマイド1枚付くよ! やったね!』
ま『いらんのよ! あんたのブロマイドは、前世卒業の時に神経衰弱できるくらい大量に買っとるんよ!』
姫『はい5枚に増やしといたよ』
ぴ『まこぴ&姫花でチェキ撮ってるから、5枚じゃなくてあと4枚でブロマイドもらえたのに』
姫『あ! ほんとだ!』
ま『ええよ、もうそのままに5枚にしといて』
姫『やったね!』
ま(「キリよく10枚でブロマイド2枚にしよう!」とか言われるの怖いからな)
姫『今日のブロマイドはこんな感じ〜!』
ま『あ〜あ〜、今回もたくさん種類があるこって』
姫『まえくんはこーゆーの好きやろ、これにする?』
ま『いや違うな、俺その青色の服着たやつ』
姫『こっち? そーなんや』
ま『姫ちゃんはまだまだ俺の好きなタイプをわかってないなぁ〜』
ぴ『とりあえずさ、まこぴそこにいるしデコチェキ選べば?』
姫『え? チェキ選ぶ?』
ま『姫ちゃんが勝手に追加したんじゃん、まこぴのデコチェキ欲しいんやろ?』
姫『デコチェキ?』
ま『今日はこのサンタコスのチェキだけど、パターンが3種類くらいあって選べるから。いまそこにあるから、まこぴに言って選んできなよ』
姫『え、違う。姫、デコチェキじゃなくて、普通のサインチェキが欲しい』
ぴ『ん? デコチェキじゃない? それだと伝票変わってくるじゃん。「数量」の正の字1本消さないと』
姫『あ、これデコチェキか! 間違えました! ぴちゃんチェキ! 1枚!』
ま『はい、じゃああとでまこぴ来た時に頼んどくから』
ぴ『他のテーブル回って来なよ。あんまりココにいてもまえくんのお金が減ってくだけだし』
ま『ぴちゃん自分のお小遣いが減るという身の危険を感じてるやろ』
ぴ『まこぴに加えて姫ちゃんまできたら、ぴちゃんに使ってくれるお金なくなるんよ』
姫『う〜ん。姫、人見知りだから、知ってる人じゃないと行けない』
ま『でも、今日は行ったほうがいいよ』
姫『どうしたらいいの?』
ま『「こんにちは!」って』
姫『言えるかなぁ』
ま『「めるあど知ってますか?」って』
姫『あ! めるあどの個人名刺!』
ま『おぉ、そうやん! あの前持ってた名刺配ればいいんよ』
姫『運営さん持ってるか確認してくる!』
ま『うん、聞いてきな』
ぴ『だから、姫ちゃんって自分のこと知ってる人にチェキ複数枚頼むんだね』
ま『まぁ確かに自分にアミューズ入ってれば新規の卓に着くことはしなくていいけど。それでええんか? ハニフィはまだキャストのことを知ってるや見たことある人が来る店だったから上手く立ち回れたんやろうけど』
ぴ『今日は勝手が違うもんね。人見知りどうこう言ってる場合じゃないんよ。しっかりと「初めまして」して営業かけていかないと』
姫『運営さん今日個人名刺持ってきてないって』
ま『なんで!? 宣伝するチャンスなのに!?』
ぴ『ヤバ』
姫『え、どうしよう』
ま『いや、姫ちゃん大丈夫やで、そんな心配せんでいいよ』
ぴ『そやで、初めましての人も優しいで』
ま『頑張ってお話ししに行って、心折れたらまたココに戻ってくればいいから』
姫『う〜ん、頑張ってみる』
ま『はい、いってらっしゃい。・・・ちょっとありえないな』
ぴ『まぁ、確かにカフェイべに来る人とライブに来る人はタイプが違うけど』
ま『それでも「全く知らない」と「このグループ知ってる」「1回会ったことある」では雲泥の差やろ』
ぴ『新規に手ぶらで話しに行くのと、ビラひとつ持って話しに行くのは全然違うもんね』
ま『目的が「話しに行く」より「ビラを渡しに行く」方が、越えるハードルが下がるから、頑張ろうって気になるんよ』
ぴ『今日ライブあるんだからグループのビラくらいあるでしょ』
ま『それも持ってきて無いってことやろ。ちょっと理解できんけど』
ぴ『姫ちゃん大丈夫かなぁ〜』
姫『ただいま! 疲れた〜!』
ま『おっ、どうやった? ちゃんと初めましてしに行けたか?』
姫『え、できなかった。知ってる人のところ行ってきた』
ま『そうか。まぁ、次回あったら頑張るしかないな』
姫『疲れた〜。姫も座りたい。お腹減った〜』
ま『ハニフィでは好き勝手してたもんな』
ぴ『普通に座って唐揚げ食いながらYouTube観てるイメージしかないわ』
姫『車椅子で移動したい!』
ま『セグウェイでもいいんじゃない?』
姫『レクサス買って!』
ま『急に高級車!? タイヤついてりゃなんでもいいんか!』
姫『なんでまえくん姫に車買ってくれんの?』
ま『買うわけないやろ! 金ないから無理! ただでさえ自分の車も、普通車から軽自動車に変えたのに』
姫『金無し男はモテへん〜』
ぴ『そこは同意できる』
ま『うわ〜、辛辣〜』
姫『え〜、てかさぁ! 姫にガチ恋する人いるんかなぁ』
ま『いやいるでしょ。あ〜でも、俺は姫ちゃんのこと推しにはなったけど、ガチ恋にはならんかったな』
ぴ『姫ちゃんはこどもみたいな感じだもんね』
ま『まぁ、こどもなんだが』
姫『まえくんは孤独死しそう!』
ま『急にひどいこと言うなぁ』
ぴ『今のままじゃ、まえくんは結婚できないもんな』
姫『姫結婚できるかなぁ〜? 姫と結婚してくれる人いるんかなぁ?』
ま『姫ちゃんとは歳が離れとるからなぁ〜。でも俺全然するで』
ぴ『最悪まえくんでもいいよ。最悪、ほんと最悪ね。1番最後!』
ま『何人考えてからの俺になるんだか』
ぴ『お、そろそろラストオーダーだってさ』
ま『じゃあ、ありがとね姫ちゃん』
姫『うん! あ! ぴちゃんのチェキありがと!』
ぴ『いいってことよ』
ま『お前が言うんかい』
ぴ『まこぴも言ってたで「待機時間に姫ちゃんと話してないんだよね、いいんかなぁ?」って』
姫『だって〜! 尊すぎて緊張する! かわいすぎて話しに行けない! もうね! ヤバイのマジで!』
ま『まぁ、会う子みんなそう言うけど』
姫『まえくん今日姫と何枚チェキ撮った?』
ま『結局なんじゃかんじゃソロや2ショが6枚とまこぴとの3ショットが1枚で、計7枚分やな』
姫『全然撮ってないやん!』
ま『もうラストオーダー切ったから無理やで』
姫『おい! ライブ来いよ! コンカフェのオタクじゃなくて現場来て!』
ま『まぁ、また行けたら行くから』
姫『絶対だからね!』
ま『できればこれを機にカフェイべを増やして欲しいけど』
姫『だめ! ライブに来て!』
ま『はいはい』
姫『じゃあね! 他の人にあいさつして来るから!』
ま『はい、いってらっしゃい。また、noteにでも書くから読みに来てくれ』
姫『読むよ! ってか、まえくんすごい覚えてるよね。録音してるかと思ったもん』
ま『やってません! ちゃんとスマホに文章でメモしてるわ! もちろん、一言一句そのまま再現とかは無理やから、語尾とかはいつもの口調で埋めてるけどね』
姫『そーゆーことか! じゃあね! バイバイ! 』
ま『はいどうも〜』
ぴ『ふぅ〜。台風かよw』
ま『盛大に笑かしてくれるんは良いんやけどねぇ〜。まだまだこどもだよなw』
🐹『よかったやん、楽しそうで』
ま『お〜。いや、でも疲れるで』
🐹『まえくん姫ちゃんみたいなタイプ好きやもんな』
ま『(いい意味で)バカなんよあの子。ツッコミが追いつかん』
🐹『私の前だとすごい大人しいんだけどね』
ま『推しメンの前では緊張するって言ってたわ』
🐹『私のこと好きなファンの女の子、大体みんなそうなるんだよねぇ』
ま『まぁ、まこぴ可愛いからな! かわいいよ推しメン!』
🐹『嘘にしか聞こえん。本当にそう思っとる?』
ま『え〜、思っとるやんか〜。かわいいよ〜って』
🐹『はいはい。2部も来るやろ?』
ま『もちろん。ちゃんと月島さんにご挨拶しないと』
🐹『おけ。じゃあまたあとで』
ま『うい。2部もよろしく』
ぴ『じゃあ一度退店するか〜』
ま『先輩、帰りますよ』
先『姫ちゃん俺のとこきてさ「まえくんがチェキ7枚しか撮ってくれてない!」って言ってたよ』
ま『まこぴの倍以上撮っとんねん! 十分やろ!』
ぴ『でもさ、多分さすがの姫ちゃんも遠慮したんだと思うよ』
ま『まぁ、なんちゅーか、あまりにも鬼のようにねだってしまうと、あれだからね。まぁ、その辺は大丈夫というか、全然気にしないと思うから良いのに』
ぴ『とりあえず、最後に姫ちゃんに言うことある?』
ま『そうだなぁ。「伝票に何か書くときは、推しメン様の目の前にいるときくらい落ち着いてから書きましょう」かな』
ぴ『それはそれで、緊張で手が震えて文字が書けんかもね』
ま『ちょうどいい塩梅ねぇのかよ!』
ぴ『ちょうどいい姫ちゃんとかいないからw』
ま『0か100かとか、ほんとぶっ飛んだ奴だわ』
ぴ『でもまえくん、嬉しそうな顔してるで』
ま『まぁ、会えば無条件で楽しくなれる子やからな』
ぴ『それはそう! いぇ〜い!!www』
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