【小ネタ】 猫ちゃんはみんな猫舌なの?
☆ぴちゃんとまえくん173話目☆
ぴ『あっちぃ!! まえく〜ん、舌ヤケドしたかも〜』
ま『ダジャレかな?』
ぴ『ちゃうわ! うえ〜ん!』
ま『ちゃんと冷ましてから口に入れないとダメだよ。とは言え、俺もラーメンとか熱い料理の一口目は熱々で食べたいからよくやりがちやけど』
ぴ『やけど? 火傷とかけたん?』
ま『違う。俺もたまたまや』
ぴ『猫舌じゃないから油断してたよ〜』
ま『「猫舌」といえば、今って猫舌じゃない猫もいるみたいね』
ぴ『え? そんな猫おらんやろ〜〜』
ま『大木こだま師匠のテンションで喋られても』
ぴ『チッチキチー』
ま『ぴちゃんの言う通りで、猫はみんな猫舌ではあるんだ。しかもそれは、猫に限った話じゃなくて、犬や馬などの他の動物にも当てはまるんだけどね』
ぴ『へ〜。犬も猫舌なんだ』
ま『そもそも「猫舌」って表現も、単に猫が熱い食べ物やミルクを嫌うところから生まれた言葉らしいんだわ』
ぴ『なんだ、それが犬だったら「犬舌」で、馬だったら「馬舌」になってたんだね』
ま『そうだろうね。きっと猫が好きだったんじゃない? この言葉言い始めた人が。江戸時代から使われてるらしいけど』
ぴ『なんで、動物たちはみんな猫舌なんだろうね』
ま『そもそも、自然界の動物たちに「食べ物を加熱してから食べるという習慣がない」からな。人間だけだろ、火をうまく使って「殺菌」したり「味を良く」したりするのは』
ぴ『あ〜、そう言えばそうか。動物園行った時に、馬やライオンがニンジンやお肉を片手にバーベキューしてたらビックリするもんね』
ま『パプワくんの世界とかではありどうやけどな』
ぴ『でもじゃあさぁ。「猫舌じゃない猫もいる」ってまえくん言ったじゃん。それはどーゆーこと?』
ま『その猫たちは「習慣がある」猫ってことだよね』
ぴ『「熱い物を食べる習慣がある」なんてありえる?』
ま『熱いものとは言わんけど。少々あたためたミルクを毎日与えられる猫もいるよね』
ぴ『あ、飼い猫か!』
ま『そう、人間によって飼われている猫ちゃんたちの場合、子猫の頃からあたたかいミルクなどを与えられることで、少々の熱い食べ物にも適応することが出来るらしい』
ぴ『へぇ〜、ってことは猫舌じゃない猫ちゃんもいるんだ』
ま『そうなりますね。習慣が人を変えるってよく言うけど、習慣は猫さえも変えるらしいわ』
ぴ『なるほど〜。それはいいことを聞いた。まえくん、まえくん毎日ぴちゃんに千円札を渡すこと始めてみない?』
ま『何を習慣づかせようとさせとんねん』
今週の小ネタ【猫舌じゃない猫ちゃんもいる】
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