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予備知識ゼロで行ったスロバキアの首都ブラチスラバが素敵すぎた

2023年5月、アメリカ人の夫とふたりでチェコ、スロバキア、ハンガリーを旅行してきました。

【2023年5月中欧旅行・これまでの記事】
中欧を旅先に選んだ理由
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プラハからチェスキークルムロフへのバス旅
「世界一美しい街」チェコの古都チェスキークルムロフ
チェコでは当たり前!?三ヶ国語を自由に操るレストランのウェイター
おとぎ話の風景のような世界遺産の街・テルチ(チェコ)
チェコ第二の都市ブルノ・活気あふれるローカルで美しい街
オーストリア国境近くの隠れたワインの名産地・ミクロフが最高だった
中欧スロバキアへの電車を途中で降ろされる(汗)


ブラチスラバ旧市街

チェコと1992年に分裂したスロバキアの首都は、ブラチスラバ。

ブラチスラバ旧市街は建物がカラフルで美しく、たくさんのレストランやお店があって、すごく賑わっていました。

旧市街のメインストリート

スロバキアの言葉はスロバキア語。チェコ語とよく似ていて、日本語で言えば標準語と関西弁くらいの違いだそうです。スペルとかはほとんど一緒。

チェコ人とスロバキア人がそれぞれの言葉で話しても、問題なく通じるらしい。

狭い道を赤い電車が通る
旧市街の入り口のミハエル門

私たちがスロバキアにいたのはたった3日間ですが、治安が悪いとかガラが悪い人が多いとは全く感じなかったです。

傘の飾りが涼しげでかわいい


ちなみに、スロバキアは東の国境がウクライナと接しています。東にはウクライナから避難してくる人がいるそう。だから、治安や安心感は場所によっても違うと思います。

一方ここ首都ブラチスラバは、スロバキアの西の端っこ。3キロ先は、お隣のオーストリアとの国境です。ウィーンにも1時間で行ける距離です。


こんな小道もすてき
この日は土曜日で、たくさんの若者グループで街が賑わっていました


ちなみに、チェコでも思いましたが、フランスやイギリスなどと違って、黒人やアラブ系の移民らしき人はほとんど見ませんでした。(郊外には住んでいるのかもですが)

なお、どの街にも異様に多くのタイマッサージ屋さんとベトナム料理屋さんがありました。

旧市街を走る赤い電車(風の車)


旧市街のフラヴネー広場に来ました。

この写真の右の緑の建物に・・・

日の丸と菊の御紋を掲げた日本大使館がありました。

もしパスポート失くしちゃったりしても、この美しい旧市街のど真ん中なら、来てもいいかもしれないとちょっとだけ思った。ちょっとだけ。

アポニー宮殿
かわいいマンホール

「日本のマンホールって、デザインが凝ってて素敵」とよく外国人に言われるのですが、チェコもスロバキアも、かわいいデザインのマンホールがいろいろありました。

聖マルティン大聖堂
ハンガリー王の戴冠式がここで行われていたそう


ブラチスラバ城

ブラチスラバ城に向かいます。

上に見えてるのがブラチスラバ城

旧市街から大きな道路を渡った先にあります。

城壁
建物がパステルカラーでかわいい
城壁の中を歩いてお城に向かいます

このブラチスラバ城は、通称「ひっくり返したテーブル」(笑)。確かに、四角くて四隅に塔があるので、ひっくり返しても安定しそう。

ここブラチスラバはウィーンのすぐ近くだとさきほど言いましたが、このお城は、あのハプスブルグ家のマリア・テレジアの居城だったそうです。

お城の中は博物館なので、中はパスして外だけ見学。その場合は無料で入れます。

ドナウ川が見えます。
橋の上に見える円盤はUFO塔という名前だそう。
風車が立ってるのはお隣の国オーストリア。

お城からは遠くまでよく見えましたが、オーストリアの風力発電機が大量にありました。

国によって政策が違うので、「チェコやスロバキアでは風車なんて全然見なかったのに、オーストリアの風車えぐっ!」って感じになります。風車が良いかどうかは別として。


青の教会

ブラチスラバのインスタ映えスポット、青の教会。

インスタグラマーさんがいっぱい外で待機中

歴史的な価値のある古い教会というわけではないようで、住宅街にあるちょっと変わったデザインの教会です。

アール・ヌーヴォー様式

無料で見学できますが、朝6:30-7:30と夕方17:30-19:00という限られた時間しか開いていません。

私たちはよく調べずに行ったのですが、たまたま夕方の開門と同時に入ることができました。

メルヘンすぎるにもほどがある(褒め言葉)
「バルセロナのガウディ建築に雰囲気が似てる」と言われてるそう。確かに。


アール・ヌーヴォーと言えば↓


蜂蜜のギフトショップ(Medový obchod CERA MEL)

「Medový obchod CERA MEL」という蜂蜜のお土産屋さんが、旧市街のメインストリートにあります。

ディスプレイがおしゃれ。

お店の店員さんがすごく親切で(もちろん英語ペラペラ)、いろいろ味見をさせていただきました。質問にも、丁寧に答えてくださいました。

写真を撮り忘れましたが、ここで蜂蜜のワインを買いました!甘いので、お酒が苦手な人にも飲みやすいと思います。


見てるだけでかわいいショーウィンドウ

ブラチスラバの旧市街のお店は、外から見るだけでもかわいい。

猫がいっぱい

このパイレートキャンディショップ、ヨーロッパでたくさん展開しているチェーン店のようで、たくさん見ました。

招き犬。手が招き猫のように動いてました


参考:チェコでも大量に見た招き猫↓


ブラチスラバ早朝散歩

旧市街のメインストリートも早朝は誰もいません

ブラチスラバはスロバキアの首都ですが、旧市街は歩いて見て回れるコンパクトさだし、正直そんなに見どころが多い街ではありません。なので、ウィーンなどから日帰りで観光に来る人が多いようです。(たった1時間で来られるし)

だからこそ、観光客がいない静かな朝の散歩で街の雰囲気を感じられるのは、宿泊した者の特権ですよね。

参考:チェスキークルムロフも早朝散歩がめっちゃ良かった↓


いい天気。
この緑色きれい

ここ、昼間は人だかりができています。観光客が行列して一緒に写真を撮ってる、このおじさん。

通称マンホールおじさん。ブラチスラバの一番の見どころらしいです(?)


ドナウ川に来ました。リバークルーズの船がたくさん泊まっています。


正直、ブラチスラバは「ハンガリーに行く途中にあるし、せっかくだから数日泊まろうか」って程度で、何も知識なく期待もせず行ったのですが、街はとても清潔できれいで、治安もよく、行って良かったです!

でも、スロバキアの本当の見どころは自然だそうです。今度行く機会があれば、もっと東や北にも行ってみたいなと思いました。

というわけで、今日は以上です!


この記事の続き↓


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