オーストリア国境近くの隠れたワインの名産地・ミクロフが最高だった
2023年5月、アメリカ人の夫とふたりでチェコ、スロバキア、ハンガリーを旅行してきました。
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ブルノから日帰り旅、どこにする?
チェコ東部にあるチェコ第二の都市、ブルノに数日間滞在していたので、そこから日帰りで行ける場所がないかと探していました。
ブルノの観光案内所で相談した結果、案内所のお姉さんのイチオシはレドニツェという街だったのですが、お城と庭園メインということで、今回はあまり惹かれませんでした。
で、ワインで有名で景色も良いという、ミクロフという街に行ってみることに。
ブルノからはバスで1時間ちょっとで行けるとのことで、観光案内所のお姉さんにお勧めのアプリを教えてもらいました。
「チェコで公共交通機関を使うなら、このアプリが一番わかりやすいですよ」とのこと。
で、アプリでバスの時間を調べて、いざ出発!
チケットは、バスの運転手さんから買います。チェコ語が話せなくても、「ミクロフ、two people」と落ち着いて伝えれば、全く問題なしでした。
バスでブルノからミクロフへ(乗換なし1時間半)
乗換なしで1時間半の道のりでした。朝10時頃のバスに乗り、到着は11時半。
車窓からは、一面の緑の草原が見えました。小麦かな?よくわかりません。
途中で通った街から見えた建物。どうやら、これは図書館のようです。
写真の位置情報をオンにしとけば、あとでGoogleマップでどこだったか確認できて便利ですよね。
ミクロフはワインが有名とのことで、ぶどう畑がたくさん見えてきて、期待が高まります。
オーストリア国境の街、ミクロフ
ミクロフに到着しました!バスを降りたら、ミクロフ城が見えました。
参考(だまし絵について):
聖なる丘までハイキング
ブルノの観光案内所のお姉さんによると、ミクロフには丘があって、上からの景色が良いそう。
ここから丘を上っていけるようなので、行ってみることにしました。
単なるハイキングコースではなくて、頂上までに礼拝所をたくさん通る巡礼路のようです。だから、聖なる丘と言われています。
お腹も空いたので、街に降りてランチにしましょう。
降りてきました。あの丘の上にさっきまでいたんだね〜。
ミクロフでランチ&ワインのテイスティング
ワインの名産地なので、いろんな地元のワインを飲んでみたかったので、ワインテイスティングができるお店に入ってみました。
白ワインと赤ワイン、それぞれ3種類テイスティング。各セット、180チェココルナ(約1,100円)でした。
どれもおいしかった・・・!けど、やっぱりプラハのスーパーで買った1本600円のワインが一番おいしかったんだよな〜。
参考(スーパーの安くて美味しいワイン):
ミクロフ城へ
お城の中までじっくり見学する時間がなかったので、無料でみられるお庭を見学。
お城の建物にいろいろ展示があって、ワインの歴史博物館的な展示がある建物にひとつだけ入ってみることにしました。
見学客は私たちだけしかおらず、受付の素敵なマダムが親切にいろいろ説明してくれました。が、チェコ語なので全くわかりません。
「英語しか解りません、アングリツキー(チェコ語で"English"の意味)」と言ってるのに、マダムは一生懸命、ゆっくり、チェコ語で話してきます。でも、わからないものはいくらゆっくり言われてもわからない(苦笑)
なかなかマダムが放してくれないので、「Bus! Brno! We have to leave!(バスでブルノに帰らないといけないので)」と言って(通じたかどうかは不明ですが)ようやく出ることができました。
帰りは、16:15発のバスに乗ってブルノに帰りました。
そんなわけで、ミクロフの日帰りバス旅、すごく良かったです。
街の建物はカラフルで美しいし、丘の上からは絶景が見えるし、観光客がそれほど多くなくて、でもワインは美味しいし。
そんな素敵なところなのに、地球の歩き方には載ってない、穴場の観光地だと思います!機会があれば、ぜひ。
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