高校生がジャパンカップを予想する
こんばんは、イアです。
ついにジャパンカップが来ますね。。レースそのものが楽しみで仕方ないですが、予想も頑張ります。
馬場、展開
フラットに近い馬場だと思いますが、どちらかといえばやや外差し傾向かな。決め手のある(実力のある)馬が順当に伸びていた感じ。
展開に関しては逃げ馬はいませんし先行馬も少ないです。順当にスローになるかなと。ハナはドゥレッツァかシンエンペラーと予想しますが、いずれにせよ1000m61~62秒程度の流れになると思います。
途中で強烈に捲りそうな馬も見当たらないので、展開はいわゆる「直線よーいドン」になると考えます。となると速い上がりを使える馬はもちろん、前目に付けられる馬にも注目したいです。
本命
◎ドゥレッツァ
今年の本命は、昨年の菊花賞馬。
まずネガティブに捉えられがちな要素から書くと、15着に敗れた天皇賞は熱中症を発症していたことやレース後の故障発覚もありました。状態も悪かったようで完全に度外視でいいです。
2着に敗れた金鯱賞は、勝ち馬のプログノーシスが4コーナーで内をロスなく回って抜け出す理想的な競馬を見せた一方で、ドゥレッツァは4コーナーで大外に持ち出した上に追い出しも遅れていました。距離適性の面から考えても5馬身という着差はさほど気にする必要はないと思います。
次にこの馬に強さを感じた部分。
前走のインターナショナルS。故障明け、初の海外遠征、斤量61㎏など多くのネガティブ要素があった中で5着という結果。レース自体も常に外を走らされるロスの大きい競馬。しかも3歳馬が上位独占をしたように低斤量の馬に向いたレースでした。その中で古馬牡馬最先着で、後の凱旋門賞馬ブルーストッキングに2馬身差の5着なら大健闘といっていいです。リアルタイムで見たときもこの馬強いな…と思った記憶があります。
もう一つドゥレッツァに強さを感じたレースが菊花賞です。
序盤から逃げを打ち、途中から先頭を譲るという変則的な形の競馬になっても折り合いやリズムを欠くことなくレースを進め、最後はタスティエーラやソールオリエンスといったこの世代の筆頭格を上がり最速で突き放し圧勝。
2着タスティエーラが天皇賞であの競馬を見せたので、この馬も能力的にはここでも十分上位だと思います。
そして東京2400という舞台設定について、個人的にはこれまでのレースで見せたキレとスピードの持続力からベストなんじゃないかなと考えています。また、今回は前述の通り前半スローから直線よーいドンに近い形のレースになると思っていますが、その点に関しては馬自身も去年の2勝クラスでしっかり適性を示していますし、レース自体も前で運べる馬の方が有利になるはずです。
鞍上のビュイック騎手も大きな魅力です。個人的には彼が世界一の騎手だと思っているのでこれ以上ないポジティブ要素。ただまあ下手に人気しそうで複雑ですが(笑)
まとめると、近走不振な馬柱が原因で人気を落としているのだと思いますが、その中身は度外視すべきレースと評価を過度に下げる必要のないレースです。
今回は条件的にドゥレッツァに向く一戦で、タスティエーラを物差しにすると22倍の8人気なら十分妙味ありと言え、狙ってみたいです。
○ドウデュース
この馬の距離適性についてはたびたび論争になっているのをTwitterなんかで見かけますが、個人的には天皇賞の予想でも書いた通り、2000mがベストだと思っています。馬体や折り合い面を考えるとそのくらいかなと。前走はその2000mですら前半かなり行きたがっていたので、少なくとも今回の距離延長がプラスだとは思えません。
また、今回は枠の並びがあまりよくないと感じました。周りが追い込み馬だらけなのでスタート次第で包まれてドバイや宝塚の二の舞になる可能性もあります。
と、好走には何かと注文がつくタイプの馬な割に、前走のインパクトが先行して1本被りの人気になるならあまり高い評価はしたくなかったんですが、ほかにこれといった馬もおらず、前走のパフォーマンスが異次元だったのも事実。対抗評価でも仕方ないかな。
▲チェルヴィニア
前走の秋華賞。右回りは明らかに向いていなかった中で圧勝でした。同世代では格が違った感じ。東京2400への舞台替わりは間違いなくプラスで、ベストといえる舞台だと思います。
古馬との力関係が未知数なので過剰な評価はしたくないんですが、それ以外の条件は向いてます。斤量54㎏も魅力。
△スターズオンアース
昨年本命にした馬。
先行して速い上りを使える馬で、今回の展開にマッチ。
実力的には間違いなく古馬最上位の一角。
枠はまったく気にしてません。
もたれ癖と状態にやや疑問があるのでこの評価まで。
△オーギュストロダン
戦績と追切の走りから東京は合うと思った。前目で走れるのもプラス。
☆シュトルーヴェ
宝塚記念は馬場を考えると度外視可能。
目黒記念の内容が優秀で、人気ほど弱いとは思えない。ドウデュースの後ろからしれっと。
消
ジャスティンパレス
前走の負け方が「いかにも」すぎるせいかちょっと過剰人気に感じます。この馬の得意なパターンが今回の展開イメージとズレるので軽視したいです。
ゴリアット
キングジョージは非常に高く評価する必要があると思います。ただ、アスコットであれだけ強かった馬が東京の高速馬場で走れるとはどうしても思えず。
まとめ
◎ドゥレッツァ
○ドウデュース
▲チェルヴィニア
△スターズオンアース
△オーギュストロダン
☆シュトルーヴェ
おわりに
予想ではちょっと辛口なこと書きましたけど、心の本命はもちろん
◎ドウデュース
です。秋古馬三冠して欲しい。
オーギュストロダンvsドウデュースも、ゴリアット、ファンタスティックムーンら海外勢の走りも、チェルヴィニアの実力も、ドゥレッツァも、そのほかの馬もみんな楽しみ。。。今年で一番楽しみなレース。