アジア・太平洋地域中のリーダーが集結。アイセックの国際会議参加者インタビュー[前編]
こんにちは!アイセック・ジャパンです。
アイセックは、世界100以上の国と地域に支部を持ち、約30,000人の学生が所属する非営利組織です。
海外インターンシップやオンラインの国際交流イベントなどの運営と参加を通じて、平和で人々の可能性が最大限発揮された社会の実現を目指しています。
今回は、アジア・太平洋地域で活動するアイセックメンバーが集まる国際会議、Asia Pacific Leaders Summitにアイセック・ジャパンから参加した方にインタビューを行いました。
ーーAPLSで最も印象的だったことは何ですか?
山形 リーダーシップはリーダーがいるからこそ育まれる。“We have to be the leaders that create leaders(僕たちは、リーダーを生むリーダーになる必要がある)”という言葉を、AIESEC全体のトップが語っていたことが心に残っています。
AIESECは”Activating youth leadership”を掲げて活動していますが、その言葉を彼が体現していたことにしびれました。
リーダーシップは人と関わることで育まれるということや、リーダー の言葉や物事に向き合う姿勢全てが周りに影響を与えることなど、来年度僕が委員長として意識したい考え方を学ぶことができました。
高橋 僕は、イベントの1番最後の時間がとても心に残っています。5日間ともに過ごしてきた参加者が1つの部屋に集まって、ハグと共に感謝を伝えるという、本当に素敵な空間でした。
たった5日間の出来事だったのに、一緒に肩を組んで歌を歌っていたら、自然に涙が出てきたんです。
それぞれが社会やアイセックにかける思い一つひとつに感動したし、様々なバックグラウンドを持つ若者が同じ理想を目指しているのだと全身に伝わってきたあの感覚は、ずっと忘れないんだろうと思います。
山形 イベント中使われていたプレイリストを聞くとあのときの熱気を思い出せるので、帰国後もずっと聞いています(笑)
ーーAPLSで出会ったアイセックメンバーとの思い出を教えてください!
高橋 本当にたくさんのアイセックメンバーとのエピソードが生まれましたが、最も仲良くなったのはミャンマー支部の代表であるZaw君です。
共通の目標のために一緒に他の国や地域の代表に交渉しに行ったり、互いの悩みや将来像など自分のことを語り合ったりしました。親友以上の関係性とも言える、海の向こう側の若者と出会うことができて、本当に嬉しかったです。
もう一人、アジア・太平洋地域のアイセックを統括するスリランカ出身Sisithaとは食事中もどうすればこの組織を発展させられるかや、どのように他の地域と協力できるかなど、有意義な議論を重ねられたことが印象的でした。
APLSが終わってからも、アイセック・ジャパンに期待していることをメッセージで送ってくれるなど、実際に会うことで築けた信頼関係が今でも続いています。
山形 僕は参加前に、最低5人の人とは仲良くなろうと決めていたのですが、気がつくと数十人と友達になっていました(笑)
中でも特に仲良くなったのはスリランカのRaveenです。元々日本に興味を持ってくれていたそうで、日本や僕たち自身の話など、たくさんのことを話しました。
会期の最終日、参加者が思い思いに感謝を伝える時間で、みんなの前で「本当に素敵な人に出会えた」と僕の名前を出してくれたことが心から嬉しかったです。
そしてもう一人、オーストラリアのJamesもたくさん話しかけてくれた1人でした。
彼は本当に多様性を大事にしていて、他人を受け入れる姿勢が強く感じられました。拙い英語を話す自分を受け入れてくれた上に、オーストラリア支部に来なよ、と勧誘までしてくれました。
さまざまなルーツを持つ人々が暮らすオーストラリアで育まれた、彼の「受容の精神」に何度も救われました。
高橋 何気ない会話から感覚の違いを感じましたね。互いのバックグラウンドや性的指向をオープンにしているのが新鮮で、これも国際会議に参加した中で印象的な瞬間でした。
ーー なるほど。アイセックは異文化理解を大切にして活動していますが、まさにそれを体験したのですね。そんなメンバーたちにアイセックらしさを感じた場面はありましたか?
高橋 国や地域によっては政治状況が安定していない所もあります。
そんな中でも、それぞれの代表たちは「よりよい社会を作りたい、こんな未来にしたい」という想いが溢れ出ていて、そこにアイセックのメンバーらしさを感じました。
山形 出会った全ての人が、目の前にいる人の力が最大限発揮されるように振る舞っていたのが印象的です。
勇気が出ないときにやる気にさせてくれる言葉をかけてくれたり、「やろうぜ!」と巻き込んでくれたり、時に大丈夫だと優しく接してくれたりと、アイセックがVisionとして掲げる “Peace and Fulfillment of Humankind’s Potential(平和で、人々の可能性が最大限発揮された社会)” というのがまさに実現されていた空間でした。
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前編は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
インタビュー後編では、国際会議に参加して変わったことや、今年度への意気込みをお聞きしました。ぜひご覧ください!
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