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「みんなに輝いてほしい。」無力さを痛感した彼女がアイセックでの全力投球の先に見つけた、確固たる強みと無二の仲間

こんにちは!そして新入生の皆さんは、ご入学おめでとうございます。
どの学生団体やサークルも新入生歓迎会をしている時期ですが、昨年に引き続きコロナ禍での入学となり、不安を抱えている人も少なくないと思います。
そんなみなさんのなかには、「アイセックってどんな活動をしているの?」「実際に活動している先輩の話を聞いてみたい!」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は現役メンバーとして活躍中の檜垣瑠花(ひがきるか)さんにインタビューをしました!
少しでもアイセックの活動の様子や魅力をお伝えできれば嬉しいです。


檜垣瑠花(ひがきるか)さん
早稲田大学商学部の4年生で、アイセックの活動は今年で4年目。
1年生の頃は海外インターンシップ送り出し事業のメンバーとして活動し、2,3年生で送り出し事業のリーダーを務めたのち、4年生の今年度は新規事業の企画開発に携わっています。


きっかけは、「世界のことをもっと知りたい」という思い


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-アイセックに入会した理由やきっかけを教えてください!

私がアイセックに入会した理由は、「社会貢献ができる人」になるために、講義では学ぶことのできない活動がしたい、世界のことをもっと知りたい、と思ったからです。
高校生の頃は英語が得意で、将来は社会貢献に携わったり、英語を使うような仕事をしたいと思っていました。
そして2年生のときに参加したサマースクールで強く影響を受け、自分なりに社会貢献について考えていくうちに、その中でも特に教育関係に強く興味を持つようになりました。
しかし、考えていくうちに「食べるものがあることや電気が通っていることなど、そもそもインフラがないと教育は行き届かないし、世界にはそういった人がまだまだたくさんいる」ということに思い至りました。
そうして大学では教育学部ではなく商学部へ進むことを決めたのですが、学部ではそういう勉強をしつつ、そのほかで社会に貢献できる方法はないかな、と思っていたときに見つけたのがアイセックでした。
座学を受けるばかりではなく自分自身が実際に海外に行って現状を知りたいと思いましたし、さらに「Leadershipがfundamental solutionだ」という言葉にも惹かれ、入会に至りました。


「とにかく意地でもやり切った」からこそ見えた景色


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(昨年度の早稲田大学委員会の経営層メンバーと)


-入会してから何か自分に変化はありましたか?

まず1つ目に、強みを活かして行動できるようになったことです。
私の強みは「やると決めたことに対して妥協せずにやり切る意地の強さ」なのですが、これは2年生のときに務めた送り出し事業のリーダーの経験を通して見つけました。
当初、私はロジカルに考えることが苦手で、執行部(幹部)としての活動のなかで何も力を発揮できていなくて、「自分って何もバリューないな」と自分の実力の無さを痛感していました。
しかし、海外インターンシップの参加希望者とたくさん面談して渡航まで繋げていくなかで、私が担当した学生の方たちは他の人たちと比べて渡航までの離脱率がとても低いことに気づきました。
実は私は、相手が何を求めているのかを察して対話をすることがすごく得意だったんです。
そして次第に、渡航してほしい、みんなに輝いてほしい、と「自分が本当にこだわりたい思い」が芽生えてきて、その思いに向かってとにかく意地でもやり切った結果、最終的に年間20人の学生に価値を届けることができました。
これは「何かを得たい、学びたい」といった気持ちがあったからではなく、とにかく自分の役割を全うした結果、それ自体を強みとして認識できるようになったんだと思います。
周囲からも「檜垣だからできたんだよ」と言ってもらえたことで、これ以降アイセック以外の場所でも「自分の強みはこれです」と言えるようになりました。

2つ目に、仲間と一緒に活動することの尊さを強く感じるようになったことです。
中学生や高校生の頃は、周りと違う活動をすると少し浮いてしまったりして仲間がいない孤独感のようなものを感じ、周りとの温度差が辛かった時期がありました。
そして、次第に「一人でするのがかっこいい」というような価値観を持つようになっていました。
しかし、アイセックでは同じ価値観を共有しながら仲間と進んでいくことの大切さを知り、なんでも一人でやってしまおうと考えるのではなく、頼ったり協力したりしながら進めていこうとするようになりました。
ここには誰かのやることを笑う人はいないし、同じところを目指しているからこそ、他の部分での活動もすごく応援してくれます。
一緒に活動する仲間はもう家族や同志のような感じで、この人たちがいるからまだまだ自分は伸びるんだなと思うし、難しいことでも協力したり適性を活かしたりしながら進めていくことができる環境はすごく尊いなと思います。


-「アイセックならでは!」といったものがあれば教えてください!

まず第一に言えるのは、圧倒的裁量権と意思決定権です。
アイセックは学生団体なので、最初から最後まですべてを学生だけでやっていかなければなりません。
何もかも決まっているなかで進めていく経験というのは割と多いかもしれませんが、まず何をしなければいけないのかということを自分たちで考えて決めていくことはなかなかできない経験だと思います。
例えば、企業で長期インターンをしてスキルを身につけることも魅力的ではありますが、やはり会社の利益を追うことが前提にあり、何をやるかは決まっていることが多いです。
その点、アイセックは自分たちで考える分そこに制限をかけられることはないですし、「そんなこと自分が意思決定していいの!?」というくらいのことを任される環境があると思います。
今だとコロナの影響でなかなかやりたいことができないなかで、ゼロから事業や企画を考えてトライ&エラーを繰り返しながら挑戦をしていますし、そのようなことができるのはやはりアイセックだからこそだと思います。

また2つ目に、真面目に、そして馬鹿みたいに意見を交わしあえる環境です。
普段であればそこまで深く考えないような、目に見えなくて、答えがないようなものに対して、一生懸命考えて、ひたすら議論を重ねられる環境があります。
上級生や下級生といった区切りや、年齢も関係ありません。
私自身、1,2年生のころからすごく生意気なことをたくさん言っていたんですが、それでも物事を良くするためならなんでも受け入れてもらえる環境は本当に貴重だったなと思います。
このように、よりよい世界を目指していくためにともに頑張れる環境があるということは学生団体であるアイセックの強みの一つだと思います。


自分の生きたい生き方ができるような環境づくりを目指して


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(フィリピンでの海外インターンシップに参加した時の写真)


-これまでの経験を活かして、今後どのようなことをしたいと思っていますか?

一人でも多くの人が豊かな生活を送ることができるためのアプローチができればと考えています。
具体的には、生きることや教育を受けることの前提となる、インフラを支えたいと思っていて、国内外関係なく、必要なものを必要なときに当たり前に手に入れられるように橋渡しをする人を目指しています。
そのため、現在は物流や貿易関係の仕事に注目して就職活動を行っています。
そして、そのベースとなる部分を整えることができたら、若者のうちにより豊かな経験をして価値観を磨き、人々が自分の生きたい生き方ができるような環境づくりを目指していきたいと考えています。
アイセック活動としての最後の一年は、現状打破に取り組んでいきたいです。
これまでのアイセックは海外インターンシップで当たり前に海外に行き、大きく変わるという経験の提供をすることができていました。
しかし現在はそれができなくなってしまい、若者が自分の将来などに葛藤する機会が薄くなっているような感覚があります。
そんな現状を少しでも打破し、アイセックが若者や社会に影響を与えられるようにしていけたらと思っています。


-最後に、この記事を見ている方々にひとことお願いします。

大学生活の中で、ぜひ自分のアンテナが向いた方に突き進んでみてください。
私の場合は、まずやりたいなと思ったことや興味が持ったことに対して直感を信じて挑戦してみました。
そしてそこから、どういう自分でいたいかということや将来などもあわせて考えていくことで、生き方に納得感を持てるようになりました。
上手くいかないときもあるかと思いますが、何が原因でうまくいかないのかを考え、行動していく姿勢を積み重ねていくと、振り返ったときに「あの頃の私、頑張ったな」と自信に繋がります。
巡りあったチャンスに食らいついて、頑張ってください!!



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