【1】2019 秋、マレーシア・シンガポール
はじめまして。
あいーんシュタインと申します。
Web制作に携わる傍、時々初心者として海外旅行に行ったり、スポーツのテレビ観戦などをしては、それらを文章にまとめて人知れず匿名で公開したりしています。
この旅行記は、今年の10月マレー半島に渡り、1週間ほどかけてマレーシア・シンガポールを旅した様子をSNSの匿名日記で公開したものです。
noteで公開することとしました。
もし、旅行趣味の方や、これからマレーシア・シンガポールに行く人、とりわけ「マレー半島は余裕だぜ、なんだったら何年か在住して仕事してるぜ」というレベルではなく、「海外に興味はあるけど、自分に行けるかな、不安だな」という方の参考になればと思います。
あと、最後に旅行で撮った写真(今旅行のはまだ審査中)を公開しているストックフォトアカウントも紹介します。
Day,0
出発前
ANAのマイルが溜まっていたので、休暇を利用して人生二度目の東南アジア旅行、マレーシアに行くことにした。
なぜマレーシアなのかというと、今年のGWと元号絡みの10連休で韓国に行った時に「これは非常に国民の同質性の高い国だな」と思い、「同質性っていうところで見てみると、国って日本も含めて『国民の同質性の高い国』と『多様性の高い国』に分かれそうだな。次は多様性の高い国に行ってみたい」と思ったのと、以前からアジアのイスラム国家に興味があり、それならマレーシアがうってつけなのではないかと思ったからだ。
中国からマレー半島に移住してきて住み着いた華僑と、その子孫がつくったニョニャ料理に興味があったのもある。
せっかくだから陸路で行けるシンガポールも行ってみたくなり、さらには予習のつもりで行ったマレー料理屋のママがイポー出身で、ママの故郷を激推しされたのも心動かされ、7泊7日の日程で「羽田からクアラルンプール → マラッカ → シンガポールに入国 → クアラルンプールで最終チェックイン → 日帰りでイポー → クアラルンプール国際空港から帰国」という詰め込みスケジュールとなってしまった。
そんな強行日程なんだが、直前まで緊張感のあるプロジェクトに携わり、出発直前になって特大の強力台風までも関東を直撃し、出発できるのか心配になった。
しかし、台風が巻きで通過してくれたのでフライトには影響はなく、仕事もなんとか終わりが見える形で後輩に留守を引き継いだ。
Day,1
ラグビーW杯 羽田空港国際線ターミナル会場
台風一過の晴天の下、羽田空港国際線ターミナルに向かう。
フライトは23時なので、日が高いうちに向かう必要は本来ないのだが、羽田空港に早めに到着して、ラグビーW杯の日本×スコットランド戦が観たかった。
旅行を計画した時には気づかなかったが、日本の突破がかかる一戦にフライトの日が重なってしまっていた。
旅行に全力を傾けるために観戦を諦めるという選択もあったのだが、いざ大会が始まると、ラグビーの楽しみ方、面白さを伝えたい一心で匿名レビューの投稿などを始めてしまった。
おまけにご存知のように日本代表の大活躍で、この一戦に日本ラグビー史上初のW杯プールステージ突破がかかる緊迫した状況になってしまい、どうにも観ないわけにはいかなくなってしまった。
家でテレビを観ていたのではフライトに似合わない。
羽田空港に早めに行って手荷物預け入れなどを済ませてから、空港に設置されたテレビで観戦してレビューを書いてフライトするというスケジュールになってしまった。
ただでも旅行中は常に記録して旅行記を書きながら過ごしているのに、その上、出発前も書き物をするとは、どうものっけから書きっぱなしの旅行になりそうだ。
羽田空港につき、ラグビー観戦にうってつけのモニタのある食事処に陣取ると、一団の外国人がラップトップを持ち込んでウェールズ×ウルグアイ戦を観戦していた。
また、日本戦キックオフが近付くと、モニタに映し出される試合目当てにガタイのいい外国人が続々現れる。
みんな目当ては一緒っぽい。
こちらもモニタはもちろんだが、一応、動画サイトの同時中継を準備して、ダブルモニタ体制で観戦することにした。
この旅行記が投稿される頃には明らかになっているだろうが、日本代表は見事勝利を収め、史上初の決勝トーナメント進出となった。
食堂は大盛り上がりで、レビューにも力が入ったが、そのため出発までがバタバタとしたものとなり、推敲は機内で行う事になった。
記念すべきレビューはクアラルンプールから投稿される。
今までの旅行などで撮った写真(今旅行の写真は審査中)