【自粛飯】8月後半
2020年の8月後半は国内ではコロナの第二波が完全にピークアウトしたが、その理由がいまいちはっきりせず、皆が首をかしげていたような時期だったと思う。
気温でいえば例年に負けず劣らず暑い夏だったと記憶しているが、なにせ週の大半を家で過ごしており、あまり暑さでやられていたという実感がない。
しかし、あまりに続く平坦な毎日に気分的に「やられて」いた。
実際、その頃の日記を読み返しても、記録は飛び飛びだし、内容も薄い。
多分10年前だったらこの状況で確実に気を病んでいたと思うが、「仕事にせよ何にせよ、やることがあるだけマシだ」と考えることで、日々を持ち堪えることができた。
この記録も正しく自分がおかしくなるのを防ぐ日々の日課だったように思う。
でも客観的に見たら別に頼まれてもなく、金を稼げるわけでもないことを続けているのはもう狂っている様に見えるかもしれない。
8月18日(火)
・葱油麺
・鮭のエスカベッシュ
パッとみ健康っぽく見える食卓だが、要は油そばと揚げ浸しなので結構オイリー。
葱油麺は大陸の中華料理だが、リアル中華の日本食との大きな違いは油に対する忌避感の無さだと思う。
香港でも台湾でも結構景気良く油を使っていた。
8月19日(水)
・タリアテッレのレモンソース
記録も写真以外多くないし、記憶もイマイチぼんやりしているこの頃なのだが、これははっきり覚えている。
失敗したからだ。
レモンの活かし方考えて皮を使おうと思ったら入れ過ぎた。
口に入れた瞬間、苦すぎて食べられたもんじゃないと思ったけど、「まあ身体にいいかも知れないな」と思って口に押し込んだ。
人間の記憶というものはネガティブなものの方が残りやすいらしい。
8月20日(木)
・番茄雞蛋麵
・鮭のエスカベッシュ
たいして記憶も残ってないのに、残っている写真も作り慣れたものとなるといよいよ書くことがない。
トマト卵麺にはパクチーが良く合うので、苦手じゃ無い人はお試しあれ。
8月21日(金)
・カルグクス
韓国でよく食べられているうどん様の麺で、釜山で食べたものがすごく印象に残っている。
韓国料理といえば辛い印象があるので日本料理と遠そうに感じるが、辛さを除けば味のレンジは中華系より日本食に近いと思う。
8月24日(月)
・タリアテッレのレモンソース・夏野菜のおひたし
前作ったレモンソースがあまりに派手に失敗したので作り直したのだが、これもあんまり成功した記憶がない。
やっぱりレモンをうまく使うには真面目にレシピを調べるべきだ。
8月25日(火)
・葱油麺しらすのせ
・夏野菜のおひたし
チャレンジングなメニューに失敗して馴染みのメニューに戻っており、若干日和っている。
しかしそもそも毎日の昼食をそこまで攻めるのも変な話ではある。
8月26日(水)
・カレーうどん
・夏野菜のおひたし
・味付け卵
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