【自粛飯】9月前半
実は自分はアトピー持ちで、一時期はだいぶ酷かった。
ここ10年で徐々に症状は軽くなっていっているのだが、根治はしておらず、毎年夏に盛り上がってくる。
昨年は症状が手に集中し、何かを掴もうとすると痛いという感じだった。
ひょっとしたら家にずっといて料理ばりしてることによる水仕事が炎症に追い討ちをかけたのかもしれない。
最大の原因である部屋のダニや埃に対処するためロボット掃除機を買ったのがこの頃だった。
中国製の安いモデルだが、使用感は上々。
やはり掃除は頻度で、回数やれば多少雑な掃除でも綺麗になる。
ロボットに任せておけばいいと思えば3日に一回でも余裕だ。
また、持病や衛生環境も気になったが、いよいよ英語学習を本気で検討し始めたので、これを始め時間を捻出するためにいろいろ時短家電を漁っていた。
なら料理に手間をかけるのはどうなんだという話だが、そうは言っても楽しみといえば食べることが専らだったので、こればかりは譲れない。
どこにもいけなかったし。
9月2日(水)
・豚キムチ炒め
・夏野菜の揚げ浸し
・味玉
なんだかんだ言って豚肉とキムチが冷蔵庫にあると安心だ。
この週は油と相性の良いズッキーニとゴーヤを買っていたので、揚げ浸しとした。
9月3日(木)
・スタミナ豚丼
時々外食で食べたくなるものといえば伝説のすた丼なのだが、自宅で再現するとなると作り方がわからかなった。
試しに創味シャンタンとにんにくでパンチを効かせて照焼き状にしたら似た味になった。
厳密性を求めなければ充分だ。
9月4日(金)
・牛肉と夏野菜の中華炒め
これも創味シャンタン活用レシピで、オイスターソースを加えればぐっと中華風に寄った味になる。
使う酒が紹興酒ならなお良く、一手間加えるなら肉のした味段階で片栗粉をまぶすなどいろいろできるのだろうが、昼の自炊にそこまですると休み時間がなくなってしまう。
味の影響力の大きいところを抑えて抜けるところはぬくのが手早く満足できるものを作るコツかもしれない。
9月7日(月)
・しらす丼
・夏野菜の揚げ浸し
夏野菜がこれだけ並ぶと、淡白なしらす丼も満足感がある。
なすは食べれば美味いのだが、なぜか放っておいて鮮度が落ちがちな食材なので、意図して使っていかないといけない。
この日、我が家にロボット掃除機がきた。
ロボット掃除機は持ってないと「必要ない」と思うが、使ってみると「手放せない」と思うものの代表格である様に思う。
レンタルでも一度試してみるのをおすすめする。
9月8日(火)
・鶏ハムと味玉
・夏野菜の揚げ浸し
インターネットレシピの代表格とも言える鶏ハム。
ハマる人は延々作り続ける。
実際悪くない味だと思ったものの、手順や保存のスタンスが自分には合わなかったみたいで、これ以来作ってない。
食べたいと思ったらサラダチキンを買ってしまう。
9月9日(水)
・しらす丼
・夏野菜のおひたしとサラダ
自炊を始めてから本当にしらすを食べる機会が増えた。
簡単でそこそこ満足できる食材なのがいい。
それに健康に対する「贖罪」といった雰囲気にもなる。
ロボット掃除機は元気に稼働しており、時折、床のブラックキャップをドリブルなどしてた。
すこし和むが、この頃は徐々に変化のない毎日と何某かの徒労感が心を蝕んでいるのを感じてもいた。
スムーズに在宅勤務に移行できた恵まれている立場の自分もこの有様だったので、この1年は多くの人にとって厳しいものだった様に思う。
9月10日(木)
・鶏味うどん
・夏野菜の揚げ浸し
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