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<山口朋子さん>第六回 彩塾アンケート

インタビューを始める前の、構想段階から一つ決めていたことがあった。それは、彩塾に所属している方からアンケートをもらうこと。短い実施期間では把握しきれない何かをエッセイに足したかったから。

MOMOさんと相談しながら、アンケート内容を決めていく。最終的に項目は3つ。
①あなたにとって彩塾の魅力とは?
②あなたが思う、MOMOさんの魅力とは?
③これからのMOMOさんの活動について、あなたが期待することは?

回答方法は全て、選択式ではなく、フリーの記述式とした。そして、具体的なエピソードとともに書いてほしいと添えた。

回答率は23/77。中には2000文字近い熱烈な文章を書く方もいた。わかってはいたことだが、集計が難しく、ほぼそのまま、MOMOさんに手渡すことにした。

下に書いたのは、アンケート結果の極々一部だ。

①彩塾の魅力とは?
・安全に自分の可能性を試せる場
・ネットスキル、ビジネスの最新情報を教えてもらえる場
・ネットスキルの専門家に気軽に聞きやすい体制
・切磋琢磨できる仲間が作れる。

②MOMOさんの魅力とは?
・見た目は可愛らしいのに、中身がバリバリな実業家というギャップ
・MOMOさん自身が常に学び続けているところ
・生徒の才能を見抜き、まとめるスピードと質。
・はっきりと理由をもとにアドバイスをしてくれるところ。

③これからのMOMOさんに期待することは?
・彩塾を継続して運営してほしい。
・MOMOさん自身が生き生きとやりたいことをやってほしい。
・若い世代にもネットビジネスの可能性を伝えてほしい
・どんどん有名になってほしい。

集計結果をメールで送ると、「みなさんのアンケート拝見しました。
これは嬉しいですね・・・私の宝物になりそうです。」との話だった。直感的に、あらかじめ用意されていたものだな、と受け取った私は、後日、踏み込んで話を聞いて見ることにした。


-率直に、回答内容を受けて、どう感じましたか?(アイダ)

回答いただいた皆さんにも、企画していただいたアイダさんにも感謝の気持ちがまず1番にあります。とても嬉しいです。という話が聞きたいわけではないですよね。アイダさんは。(笑)

内容に関していうと、うん。そうですね。今まで言われてきたことばかりだったので、正直そこまで驚いてはいません。

嬉しいことには変わりはないですが、予想の範囲内というか。例えば、相手思いとか、他社貢献とかそういう内容については、普段からずっと口酸っぱく伝えているので、伝わっている人はちゃんといるなという感じですね。

ー回答率について、私には思うところがあります。個人的には、もう少し件数が欲しかったなと思っていました。アンケートの形式、完全なフリーライティングにしたこと、それに加え、インタビューをする側の私に協力するほど魅力的に振る舞えなかったとか、告知が下手とか、個人的な反省も正直あります。MOMOさんの中でこの回答数は、どういう印象でしょうか?
(アイダ)

少ないか、多いかというのは、その人の捉え方なのでなんとも言えませんし、そこまで気にしていません。でも、アンケートに協力しない、できない、理由は想像がつきます。まず、1番は時間がないことですね。主婦起業の集まりなので、みなさん自分の目的があります。彩塾というサービスを利用し、稼ぎたいとか。自分のサービスを広めたいとか様々です。家事、育児、人によっては、本業の2枚、3枚の草鞋を履いている人間ばかりですから、時間が取れない。あるいは、忘れていたとか、そういうのはあると思います。

一方で、彩塾を運営していて、たまに感じるのが、他者貢献することが、損だ。という思い込みが強く残っている人が中にはいます。だから、こういうアンケートにも答えない。これは、ある種仕方がないことで、世間の常識がそうですから。なかなかね。はずれないんですよ。

これはアンケートに限った話ではなく、新規の塾生にも思うことがありますね。彩塾に入塾する前に、まず、サービスの説明と、どういうふうに進めていくか、本人・私・そして副塾長のKENさんと三人でコンサルを行います。今の自分は何ができて、どういう風に今後伸ばしていきたいか、入塾の目的をはっきりさせるためです。

でも、たまに、「とにかく、稼がないと厳しいんです!手っ取り早く稼げる副業を教えてください!」という、少し強引な方がいらっしゃいます。こちら側としても、「それだと彩塾という場ではもちろん、ビジネス自体もうまくいかないので、こういうふうにはできませんか?」と持ちかけたりしますが、分かり合えない人は一定数いる。その場で、怒って入塾を辞退した人も何人かいますよ。そこまでではなくても、入ってみて、数ヶ月でやめてしまう人も、もちろんいます。

その方々に足りないのは、”相手思い”だと。先に相手に差し出すことで、その分の対価が帰ってくるという考え方でいるので、特に新しい方は、その意識がまだ薄いのかなという風に感じることもあります。

アンケートの回答をみると、無記名ではありますが、昔からいる方のように思えます。長くいるということは、それだけ、”相手思い”の効果について実感し、実践している方達だと思うので。

ーオンラインコミニュティが身近になりましたが、自分にあったコミニュティを見つけるには何かコツがあるのでしょうか?

コミニュティの代表が書いた本を読んでから入会を検討する、というのが1番安全だと思います。ランディングページ(入会を促すウェブページ)には、いくらでも書けてしまうというか。目を惹きつけるのが目的になるので、刺激的で、あおるような表現が並んでしまいがちなんですね。なので、それだけ鵜呑みにすると、例えいいサービスでも、思っていたのとは違う。というギャップは生まれてしまいます。

一方で本を読むというのは、長い時間著者の考えかたに触れることになります。理念とか・ビジョンとかビジネスを行う上で、生きていく上で、著者が大事にしたいことが、本を通じて自分に染み込んでいくはずなんです。だから、そこを一旦通った上で、体験なり、問い合わせをした方が、時間とお金の節約にもなるし、つまりは、物事がスムーズにいくということですね。

私自身勉強のために、たくさんのオンラインサロン・コミニュティに参加してきました。世の中には、これは、ちょっとひどいな。というもの確かにあります。強引というか、お金稼ぎに重心を起きすぎていて、マウントの取り合いをしている。。といったギスギスした印象を受けたりします。それが、好きな人が集まっているので、それはそれでありなんでしょうけど。

もし代表が本を書いているのであれば、その本を読んでおくことで、ひどいギャップを感じることはないと思います。


編集後記
おはようございます、アイダです。山口朋子さん(MOMOさん)のインタビューエッセイ。6回目です。今回はアンケートの回。本文には書ききれませんでしたが、愛と熱量がすごいものを受け取りました。お忙しい中、ご協力ありがとうございました。

インタビューエッセイも、ようやく終わりが見えてきて、あと4回を予定しております。書きたいことはたくさんあるのですが、すごいスピードで進化しつづけるMOMOさんを追いかけるのは際限がないので、キリのいい10回で一区切りにする予定です。

文章の内容は、MOMOさん本人の修正依頼がある以外は、基本的にそのまま残す予定です。どこまで、いけるものか、楽しみです。私の文章で、一人でも、MOMOさんに興味を持っていただけるとうれしいです。

では、また次回。

双極系男子
アイダ

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