【継続のコツ②】他人に宣言しない

無意味な決意表明

よくSNSで「今年こそ、〇〇をするぞ!よかったら応援してください!」と決意表明をする方がいらっしゃいますが、私の経験からいうと、あれは逆効果だなと思います。

この超情報社会のなか、誰も自分のことなんか知らないわけです。あなたの力の入った宣言は、親しい友人であっても見過ごされる可能性が高い。

私なんて、かなり自分勝手な人間ですから。そのいいね数を気にして。3件とかで。始める前から、気落ちしていたりしました。あの決意はなんだったんだと言う感じです。


決意表明を眺める側の黒い気持ち

逆に、そういう宣言を見る立場から考えると、「いつまで続くかな」「早く諦めちゃえばいいのに…」という悪い気持ちがもたげてきます。親からよく言われてませんでした?あれです、あれ。

「なにごとに対しても飽きっぽい自分。そんなのは自分だけではないんだ。お前もどうせダメ人間なんだろ?」という悪魔的な感情が浮かんできてしまうのです。

もっと酷いのは、カモが来た!と思って自分のビジネスに繋げるような輩です。これは、私も気をつけていますが。やりたくなる気持ちは十分わかります。

「苦手ならコツを教えてあげるよ!」と優しい声で近づいて、金銭を要求する感じ。今商品がない私は、お金をせびることはありませんが。心境としてはさほど変わらないと思います。

だから、どうしても宣言するときは、「私はカモです!全然利用してくれて構わない。その代わりに私も手段を選ばず、苦手を克服したいです!」という強い気持ちでやったほうがいい。まぁ、そんなことやらない方がいいに決まってます。


決意表明はハードルを上げるだけ

SNSで宣言するは、調子のいいときにハードルを上げる行為そのものです。別にやらなくていいんです。宣言なんて。

調子のいいときにやることは、ハードルを上げることではなくて。実際に作ること。手書きのメモでもいいから、なんでも作る。そしてそれを見てもらう。

本当は、SNSに投稿する必要もない。自分が作って楽しかったら、近いうちにまた楽しく作ればいいんです。ハードルは見ず知らずの他人に対して宣言するのではなく、自分が次にやるときにハードルを上げてしまった方がよっぽど続きます。もったいない。

こんなことやりました!面白かったので、しばらくやってみようと思います!の方が、見ている側がよっぽど気持ちいいし。自分としても、達成感に満ち溢れているでしょうから。そっちの方がいい。


満足は継続の敵

前回のノートの話ではないですが、お金を使えば満足するし、宣言すれば満足する。満足は継続の敵です。満足させないようにする工夫の一つが、黙ってやる。ということなんです。

では、また来週。

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