🎵70_仮説「元をとろう」とすると不幸になる
2024/2/15_14:15
音声・推敲版:はじめてみました。
5:18 執筆スタート
おはようございます。アイダです。今日もここまできました。今日の原稿は書いていて楽しかったです。だから、定着させるために清書・加筆しておこうと思います。
「〇〇放題は不幸になる」と思った。この仮説について色々考えてみたい。正確にいうと、「元を取る」という言葉だ。何に対して、元を取るかというのは人それぞれだと思う。飲み放題でいえば、「4杯飲めば単品で頼むより安いですよ。」という元の取り方もあるし。「店の儲け分まで飲みきってやる!」というアグレッシブな方もいる。
学生の頃、ファミレスのドリンクバーで原価は1杯数円という話を聞いて、100杯も飲めないから無理だ!と嘆いたことがある。これも若気の至りということで良いのか。我ながらバカだなと思う。
(脱線が過ぎるので中略)
「〇〇放題」の最大のメリットは、現実逃避ができることだ。例えばカラオケ、90分飲み放題の場合。毎回追加注文でお金のことを考えないですむ。1杯分我慢すれば、今日のおかずが1ランク豪華になるのに…とか考えなくていいのである。
制限時間内、店側が許容する範囲内において、その人は夢の世界に行ける。時間もお金も考えなくていい世界。千葉にある夢の国にも1dayパスポートがある。夢の国で、毎回アトラクションに乗るのと引き換えに、千円札が飛んでいくのであれば、夢から醒めてしまう。夢の世界にどっぷりつかるためにも、〇〇放題は必要だ。
今回あげた、例は時間制限がある〇〇放題ばかりだ。90分、1日、という単位。でも今の世の中には、サブスクとか言って、いつでも、どこでも〇〇放題。という形態もある。この場合、時間制限を店側から指定されない。強制的に終えるのではなく、自分が制限時間を設定しなければならないのである。
楽しみにしていることに、自分から制限をかけるのは訓練が必要だ。「制限される」より、「自由である」方が楽しいからである。自分から、楽しさを放棄するのは、難しい。自分の意思は常に弱いからだ。
慣れてくると、楽しいことをより楽しむために、制限をかけること。これが上手になってくる。自分はこれを「焦らし上手」と呼んでいる。「焦らし上手」になると、継続は成功する。飽きる前に一旦止めることもできるし。明日に楽しみを持ち越すこともできる。
焦らし上手になるのは、特殊な訓練が必要だ。例えば、食べ放題のホテルビュッフェに行って、欲望のままに皿に盛らないとか。トマト一個、いちご一個のために席を立ったり。こんな訓練をしながら感覚を身につけていく。
一緒に行ったひとが、今、己が食べたいものを好きなだけ食べるのに躍起になっている。それを横目に自分のペースで、淡々と食べる。「そんなんでやってて楽しいか?と尋ねられることもあるだろう。」それでも、自分のペースで楽しむ。
このくらいの鋼の自制心がなければ、〇〇放題の誘惑には勝てない。
というわけで、先日動画のサブスクを解約した。
今日はこんな感じで。よい1日を。
病的に飽きっぽい人
アイダ
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