【継続のコツ①】使いかけのノートを使う

山ほどある“使いかけのノート”

私の家には、使いかけのノートがたくさんあります。それは、本を買うたびに、「このノウハウを試してみよう!それ専用のノートを作ろう!きっといいことあるぞ!」と期待に胸膨らませるからです。

その後の展開はご想像の通りです。2日でキツくなってきて、3日目で飽きる。幸か不幸か、ノートに書き込んでいる分、本は綺麗なままです。本は飽きたらブックオフで売ります。でも、中途半端に書いた高級ノートは手元に残ります。

中途半端に書いたノート=三日坊主の自分。という物的証拠ですから。どんどん溜まっていきます。プライドが高いのか、その事実を認めることもできず、捨てられない。そんなループで、今度こそは!と、ノートばかり溜まっていくのです。


仮説:やる気は持続しない

なんでこんなことが起こるのかなと、ある時自分なりに考えたんですが。一つ仮説が出ました。

やる気は、直後に起こす行動までしか効果が持続しない。

ノートを買って満足➡︎放置のパターンは、本を読んで得たモチベーションを行動に移すことなく、購入した時点で使い尽くしちゃっているんです。衝動買いとか、買ったら満足した〜、みたいなのは、皆さんもどこかで遭遇したことがあるはずです。そうです。買うと満足しちゃうんです。満足すると、すぐ飽きちゃいますから、続きません。


使いかけノートの再利用

それに気付いてから、私は行動を変えました。家にある使いかけのノートで、とりあえず試してみる。もしそれがなかったら、A4のコピー用紙でメモ帳を作る。

モチベーションを得た時に、すぐお金を買うのをやめる。今手元にあるもので、とりあえず一つ作ってみる。作るのが楽しければ、翌日次のページにまた作ってみる。そうやって、なんちゃって習慣が生まれていきます。

習慣化するには、お金を使うのが便利なのですが。使いかけのノートであれば、出費は実質ゼロです。なので、元をとらなきゃとかいう変な気負いもありません。

試している間に、もっと使い心地のいい自分に合ったものを想像することもできます。方眼がいいかな。横罫がいいかな。A4かな、B5かな。ノートより、カレンダーが着いた手帳っぽいほうがいいかな。と想像が膨らみます。

こうやって、モチベーションが貯まるのを待つんです。やっぱり欲しいものが手に入った時の嬉しさって格別じゃないですか。でも、本に書いてあるオススメのノートを買っても、それが自分の生活環境に合うかはわからない。

やってみないとわからないのに、えいや!と高級ノートを買ったら、大きすぎいて邪魔だったとかもあるし、ここに行かないと買えないとか、今まで見えてこなかったことが浮かび上がってきます。その度にお金を使っていては、続くものも続きません。


調子に乗っている時に、ノートを買うな

楽しく本を読んでいる時は、調子に乗っています。前回の記事で書いたように、調子に乗っている時に、いかにハードルを上げないか。これが継続するコツです。

本を読んで、ウキウキな状態で、理想の自分であれば使いこなせるようなノートを買ったところで続きません。ハードル上げすぎです。まずは等身大の自分ができることからやる。使いかけのノートが山ほどある自分が、等身大の自分です。そこから始めないと。

家に帰って、本を読んで、使いかけのノートにまず一回やってみる。モチベーションは、使う時に消費しましょう。使って楽しければ、それはまた続きます。ぜひ、試してみてくださいね。

では、また来週。

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