深夜2時のヘッドフォン

おはようございます。
夕飯を食べて、軽く寝るつもりが深夜2時まで寝てしまいました。アイダです。

このまま布団を被っても、おそらく即座に寝付くのは困難なので、体力消費も兼ねてちょっと散歩しています。
深夜の田舎道となると、本当に人がいなくて、私しか人類がいないような気がしますね。 


この文章は、寂れたバス停の椅子に座って書いているのですが、さっきから一台も車が通っていません。

思いっきり深呼吸をすると、少しだけ水気を含んだ冷たい空気が身体を巡って、気持ちが良いです。
ほっと一息をつくと、白い息が空気と混ざって消える。呼吸って普段は全く意識しないけど、意外としっかりやっているんだなぁって思いました。


しかし、本当に人が来ません。
これだけ人が来ないと、今認識している世界は、私の意識が見せている夢なのではないかと錯覚してしまいます。
ぶっちゃけ、今この瞬間の私は、私しか認識していないのですから、夢とあんまり変わらないような気はします。
ただ、ここで夢だと思って、今座っている椅子をいたずらに破壊してしまうと、次の日に壊れた椅子を私以外の人が見つけてしまい、今この瞬間ここに私がいることが、夢でないことが確定してしまいます。

なんか思いついてしまいました。


突飛な話ですが、仮に世界に自分1人しかいなかったとしたら、起きたこと全てを全部夢と言っても反論する人はいません。
自我を持っている人類が独りしかいないので、起こる全ての出来事について、夢か現実か判別することが困難になります。
もしかすると人というのは、他者がいることで、初めて現実に存在できるのかもしれません。

そういえば、名前は忘れましたが、夢と現実を区別しない民族がいるらしいです。
ややこしくならないんだろうか。

そもそも、私が意識と思っているものが嘘である可能性もあるので、割と認識自体がいい加減なような気もします。
こういうのって、堂々巡りになるから、疑い続けるときりがないですね。
多分これ考え続けても、良さげなところに着地するのは難しい気がする。

ヘッドフォンから『ふでペン~ボールペン~』が流れ終わったので、そろそろコンビニに行きます。

それでは、さようなら。

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