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東京2020活躍するために会社を辞めた話


2017年冬、就職して5年目。実家に帰省した帰りの飛行機でふと思った。


「東京オリンピックで私は活躍出来るのだろうか。」


こんにちは、アイダです。今日はオリンピックのために仕事を辞めた話を書いていこうと思います。

私は田舎で生まれ育ったせいなのか、都会への憧れが強かった。高層ビルにショッピングモール、大好きなアーティストのLiveも、テーマパークもそこには全部あるから。

兎に角、一日でも早く社会人になって都会で一人暮らしをすることに憧れていた。

中学生になった頃から、高校は5年一貫校に進んで20歳で上京する、そう決めていた。これがもう牢獄のような高校で、入学式の日に

「あ、入るところを間違えた。」

そう思ったことを鮮明に覚えている。この話はまたいつか出来たらいいなと思います(笑)

辞めたい!逃げ出したい!何度もそう思ったけど、2012年春、無事に卒業する事が出来た。

卒業式の次の日、私は東京に進出した。

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東京、そこは天国だった。


そこにはあれもこれもあった。無駄に新宿、渋谷、原宿に出掛けた。

仕事も必死に頑張った。私はありがたいことに周りの環境にとても恵まれてる。友達は多い方ではないが、何でも打ち明けられる、自慢の仲間がいる。

「東京の人は冷たい」そんな事はないと声を大にして言いたい。

就職先の上司、先輩、同期、後輩、行きつけになった飲み屋のパパママ、常連さんみんなみんないい人ばかりだった。

できれば、ここでもっとベテランになりたい。この楽しい生活が続けばいいなと思う反面、慣れがやってくるのだ。

直近の後輩が独り立ちした日に、それまで刺激的だった私の東京生活は一気に平凡な毎日になった。

YouTubeでは同世代の知らない誰かが活躍していた。悔しいと感じた。


「東京オリンピックで私は活躍出来るのだろうか。」

答えは「活躍しないとやってられない。」


翌日、上司に「オリンピックで活躍するために退職します」と伝えた。



最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!

また続き書いていこうと思います。


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