05 | Haru
はじめまして、Haruです。
今、わたしはAIDAMAで企画やマーケティング戦略の立案・実行などをしている傍ら、前職で培ったwebマーケティングの知識を活かしながら、フリーランスとしても働いています。
今となってはパラレルな働き方をしているわけなのですが、実はつい半年くらい前まではそれはそれはごく普通に会社員として働いていました。
し、まさか自分がこんな働き方をするなんて思ってもいませんでした。笑
今日は私の自己紹介がてら、今日に至るまでの経歴をご紹介したいと思います。
「こんな人もおるねんな〜」とか「あ!私と同じ!」とか、そんなふうに気楽に読んでもらえたら嬉しいなあと、思っています!
“好き”を仕事にしちゃいけない?
高校時代。
めちゃくちゃ進学校!というわけでもなかったのですが、熱心な先生に出会ったことがキッカケで、”大学受験”というものを割と早い段階から意識しだしました。
当時、漠然とファッションに興味があり調べていくと、商品開発にせよバイヤーにせよマーケティング力が必要だということから商学部を目指すことに。
しかし、それを先生に報告すると、驚きの返答が返ってきました。
「好きなことは仕事にするべきじゃない、趣味のほうがずっと好きでいれる。だからもっと、長く続けられそうな仕事につける現実的な道を選びなさい。」
今考えれば分かるのですが、それまで私がとりあえずで書いていた志望大学よりも、行きたいと思った大学はランクが下だったのです。高校の進学率を少しでも良く見せたかったんだと思います。
結局、自分の志望した大学に進学はするのですが、その先生に言われた言葉はわたしの心の中にその後もしばらくずっと残ることに。
新たな自分を知った大学生活
大学に入学してからというもの、わたしの頭の中は「遊び」「バイト」「恋愛」のみで、将来のことはほぼ考えずに本当にお気楽な毎日を過ごしていました。笑
(ましてや自分がフリーランス になるなんて、1ミリも想像してなかったw
大学4回になる頃、友人に誘われ就活団体に入ります。大学ごとにチームとなり、ひとつ下の就活生をサポートするという仕組みなのですが、この時の経験がわたしの心を豊かにしてくれました。
というのも、私は中学・高校と部活に入っていたことがなく《チームで何かを成し遂げる》という経験をほとんどしたことがなかったのです。
それまでは自分の頭だけで考え動いていたことも、大勢が集まるとこんなにも新しいアイディアが生まれたり大きなことができるんだということを身をもって体験し、その楽しさにすっかり虜に。
時には喧嘩したり、本音で話し合ったり、悩んだり、思いっきりハメを外したりしながらもみんなで経験したことは、今思い出しても素敵な時間だったなぁと思います。
また役割のひとつに、就活生と話しその子の価値観を一緒に深掘りするというものがあったのですが、《人を深く知る》ことの面白さも同時に覚えました。
元々心理学にも興味があり、商学部でしたが心理学部の授業も受けたりしていたのですが、知ってるのとやってみるのとでは当たり前ですが全く違って。
難しいながらも、その子が気づいていない自分の強みや興味を言語化出来たときは、とても嬉しかったです。
(バイトしてお金貯めては、海外にもよく遊びに行ってました)
ずっと働くことを前提にはじめた就活
少し時を戻して、3年生になって就活のことを考え出すタイミング。
もうその頃には「好きなことは仕事にしたらあかんねや」と、なぜか当たり前のように思い込んでいたため、勝手にファッションへの興味は趣味で終わらせるようになっていました。
思い込みって、怖いですね。笑
けれどどこか自分の心の中で、みんなが選ぶような仕事ではなく、成長できる環境がいいなということだけは明確でした。
“結婚して出産してもずっと働き続けたい”という思いがあったので、
例えば自分が産休を取得し戻ってきても必要とされる専門的なスキルが得られることや、
日々新しいことにチャレンジできるようルーティンワークではなく頭を使うクリエイティブな仕事を軸に会社を探しました。 (なにせ飽き性なもので・・・w)
またよく遊んでくれていた先輩たちがITベンチャーの内定を多く持っていたことから、IT業界を中心に見ていました。
当時ではまだ珍しかった私服での面接(リクルートスーツ着たくなかったw)や、社員さんとのランチ会など、とにかく働く人たちの自由さや活気にとても惹かれ、2015年の春にITベンチャー企業から内定をもらいます。
今となっては成功しているベンチャー企業も多く、広く認知されるようになりましたが、私が就活していた2015年頃は、「ベンチャー = 何やってるかわからない怪しい企業」という印象がまだまだあったので、周囲からはよく心配されました。
(今もそうなんですかね?w 今の状況知りたい!)
「就活」自体は、色々な社会人の方にお会いすることができたので、とても楽しかったのですが、今思えば《自分が大切にしたい軸》ではなく、とても現実的に仕事を選んでいました。
入社3年目 「本当にこのままでいいのかな?」
入社してからは目の前のことに毎日必死で、学生気分が抜けない・・・ なんてことは正直一瞬もなく、働いていました。
大学4回の時に味わったチームで何かを成し遂げる楽しさを、そのまま会社でも同じように感じられ、より『働くことが楽しい』と思えたのかもしれません。
今振り返ってもそう思える会社にいられたことは、とても幸せだったなと思います。
最高に楽しいときも、悔しいときも、いろんな瞬間を経験して2年ほど経った頃。
「この会社で、これからどうなっていきたいん?」
上司との面談で聞かれたこの質問に、全くイメージが浮かんでこず固まってしまいました。
当時、まだまだ勉強できることも、チャレンジさせてもらえる環境も、あったと思います。しかし、そのどれも、“心からやりたい!”とは思えませんでした。
ずっと働きたいとは思っているけど、〈何をして働きたい?〉〈どんな生活がしたい?〉〈それって今の働き方で叶う?〉・・・
このときやっと、高校生の時から心に残っていた「好きなことは仕事にしたらいけない」という考えに対して疑問を持つことができ、自分の人生を生きる決心が着きました。
(高校3年生から社会人2年目まで・・・・長すぎますね。笑
いま、思うこと
それからは、人生の先輩方に話を聞いたり、一度転職も経験する中で、自分自身と自分が生きたいと思えるこれからの人生を徹底的に見つめ直しました。
そして(それからも紆余曲折はあったのですが、それは次の記事で!)、本当にたくさんのご縁が重なり、今に至ります。
あれからファッションへの興味は本当に趣味程度に収まり。笑
今は、大学時代の就活団体での経験や社会に出てからの経験から《人がイキイキと働ける組織・チーム作り》にとても興味があり、それを考え世の中に発信していける毎日が楽しいです。
ほかにも、自分が仕事でしんどいときや辛い時、カフェや自宅などの《落ち着く空間》で過ごすことで元気を取り戻せたことから、人のココロに寄り添う空間づくりにもとても興味があり、いつかそんな仕事がしたいな〜と、少しずつ勉強もはじめています。
「好きなことを仕事にしてはいけない」とは全く思わなくなりましたが、「絶対に好きなことを仕事にしなければいけない!」とも思わなくなりました。いい意味で柔軟な考えが身についたことは、嬉しい誤算ですね。
社会に出てから「好きなこと・興味のあること」が本当に増えたし、最初は興味がなかったけど得意になったことで好きになったことも沢山あります。
全て、経験してみないとわからなかったことです。
なので今は、なんでも新しい自分に出会わせてくれるチャンスかも!と信じて、とりあえずやってみることにしています。
(もちろん飛び込むのが怖いとき、やってみて上手くかないときやしんどいときも多くあります。笑)
働き方や生き方を自由に選ぶことができる時代なのでその分悩むことも多いですが、正解・不正解なんてものはないんだなとつくづく思っています。
悩んで悩んで、自分がいいと思う考え方や行動を積み重ねた結果として、「好き」が周りに溢れていたら、それって最高だなと。今はそんなふうに考えています。
フェーズは違えど同じように悩んでいる方やこれからチャレンジしたいと思っている方がもしいたら、このnoteを通じて私たちの経験や大切にしている想い、これからチャレンジしていく姿などを共有することで、少しでも”ほっ”とできたり”明日頑張ろう”と思える時間を提供できたら嬉しいです。
そして更には、一緒にチャレンジし想いを実現できる場になればいいなと思っています。
拙い文章でしたがここまで読んでいただいてありがとうございます♡
そして、これからどうぞよろしくおねがいします!
Haru
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