04 | Kimiyo
みなさん、はじめまして、Kimiyoです。
私は今、オーストラリアのシドニーにあるBONDI(ボンダイ)という場所で暮らしながら、日本とリモートワークスタイルで、フリーランスとして活動しています。
(なぜ、今BONDIにいるのかは後ほど。。。)
仕事では主に、 メンタルトレーナーとしてセミナー形式で企業様の社員研修を行ったり、大学で学生の方々に向けて、外部講師として授業をしたり、またセラピストとして、カウンセリングなども行っています。
(セミナーの主な内容は、接客力の向上・チームビルディング・コミュニケーション力アップ・自己分析のHow to など)
そしてAIDAMAでは、今までの経験を活かし”メンタルヘルス”に基づく、コンテンツメイクを主に担当しています。
BONDIに来て一年近く経つのですが、最近では オーストラリアの文化や価値観を伝えながら、簡単な英会話をネイティブスピーカー協力のもと日本人の方に向けにオンラインでレクチャーしたりと、少しずつ活動の幅を広げています。
それでは、本日はできる限り赤裸々に、 私自身が「どんな人物なのか」。
読んでいただいた皆様のココロに、ほんの少しでもプラスのナニカが届けばいいなという想いで綴ります。
目に見えない”ココロ”に興味を持ち始めた幼少期。
私は幼少期から、ニュースなどを見たとき「事実」よりもその背景にある「どういう気持ちで行ったのか」に疑問を抱くタイプでした。
よく人の顔色をうかがったり、人の気持ちを察するような外側へ意識することばかりが癖がついていて、たまに自分自身の内側に目を向けると、自身の情緒の波が激しすぎる、ということに自分で驚くほど。笑
しかし、こうした自問自答をする癖や、人間観察をしてしまいがちなところから”ヒト”にすごく関心があることに気がつきました。
ただ、当時は”医学的に心理学をがっつりと学びたい!”というほどの意欲はなく、どちらかといえば、経営にも興味があったため某大学経営学部に入学しました。
たまたま 経営学の中でも人材育成に特化した学科ということもあり、対人関係に活かせる心理学や、コミュニケーション論を軸に学んでいました。
そして、ここで ”NLP(神経言語プログラミング)”といわれる心理学の一種とされる学問に出会い、 より”人のココロ”の部分に興味を持ち、
《コミュニケーションの在り方》についても学び続けるきっかけとなります。
ギャルとして働く学生時代
学生時代から、ファッションやアパレル業界にも関心があったことから、 どうせなら「就職活動前にどんな業界なのか、経験しておきたい!」と思い 、某アパレルブランドで、ショップスタッフとしてのアルバイトを始めました。
そこで私が目をつけたのは、**当時爆発的人気を放っていた某ギャルブランド。 **
(14cmのヒールで1日中立ち仕事。もう今は一歩も歩けないと思います。。笑)
《顧客満足度を最重視》していたブランドで、とにかくお客様に喜んでいただくために、接客から、販売促進、ブランディング・・・など、アルバイトの枠を超え、一社員としての心持ちで、ブランドを育てていくワークライフはとても充実しているものでした。
もちろん、決して楽なアルバイト生活ではなかったのですが学生でありながらも、本当にあらゆる分野に携わらせていただき、刺激的でたくさんの学びを得ることができました。
今となってはここでの経験はかけがえのない存在です。
当時の私。
(カラコンとマツエクなしでは、メイクが完成しなかった時代。。。。ww)
急ハンドルをきった選択
とても楽しく充実したアルバイト生活を送っていましたが大学4年生になり、「就職活動」の時期が来たことからアパレルでのアルバイトを退職。
もちろんギャルメイクは消え去り笑、企業分析、合同説明会、ES、面接、グループ面接など・・・みんなと足並みを揃えた「就職活動」といわれるものを一通りしてみました。
しかし、実際試みたものの、自身が就職したいと思える企業さんには 全く出会えず・・・。
ふと、
**「なんで化粧薄くして、リクルートスーツ着て、やりたくないことやってんねやろ?」 **と疑問を持ち始め、 アルバイト時代にやりがいを感じていたアパレル企業に就職することを決意します。
ただ、この就職活動と呼ばれる期間は〈自分を見つめ直すことができた期間〉になっただけではなく、何より ”就活生”という肩書があるからこそ、様々な企業の社会人、経営者の方と交流することができ、とてもいい機会でした。
そこで、様々な 社会人の方々とお話ししていく中で、本来は、誰にも決められていないにも関わらず「大学4年間通い、卒業し、就職する。この流れは当たり前。」と自身が勝手に決め付けていたこと気づきます。
この就職活動での気づきをきっかけに、周りの子たちに合わせたり、今見えてる自分の環境だけで作り出すのではなく《自身の価値観を自分軸で構築し将来を進むこと》を、決意します。
すぐさま前職のアパレルブランドでアルバイト再スタートさせたはいいものの、いつしか大学へは卒業する単位のためだけにいくようになり、「興味のない授業に割く時間があるなら、仕事がしたい!時間が勿体無い。」とも感じ始めていました。
同時に就職が決まっていたアパレルブランドで【社員としての立ち位置】が早く欲しくなり、まさかの大学卒業わずか1ヶ月前に退学!
(バカな選択だということは自覚しているけど、後悔はしていません。ただ手に入れたいものをすぐ手に入れたがる振り切り方は落ち着かそうと学びました。笑)
よくこの決断をしたと人に話すと、「両親はなんて言ったの?」と聞かれます。 もちろん、両親ともすごくよく話し合いました。
母は「最近学校の日はすごくしんどそうで、仕事の日はイキイキとしている姿を目の当たりにしていたから、止めはしない。あなたの人生だからあなたが決めなさい。ただ後悔はしてほしくない。」と。
父は「社会というジャングルに出る時に使える大学卒業という武器をわざわざ手放す必要はない。もう一度考え直せ。」と言いました。
私は当時「大学卒業の資格があるかどうかで判断する企業には今後就職するつもりはない。大学卒業という肩書以上の力をつける。」と、反抗期のようなことを言っていました。
(今思うと本当にバカすぎて笑ける。笑)
ただ、両親ともに最終的には「あなたの人生だから、後悔しないように。あなたが決めたなら社会人として頑張りなさい。」と背中を押してくれました。
この時じっくりと話し合ってくれた両親に本当に感謝しています。
「後悔をしないように。」という言葉が自分らしく働くモチベーションにも繋がりました。
そして退学と同時にアパレルブランドに就職。店舗のサブやブログスタッフなどの役割を得て、社会人としてのライフワークがスタートします。
のめり込んだ結果、ワーカホリックに。そこからから得たモノ
アパレル業界での販売・店舗管理職を3年経験した後、東京本社に商品企画として昇格しました。この数年間は本当に一日が過ぎるのがとても早く感じ、ただただ突っ走って、仕事に没頭する毎日・・・
しかしある時、《ワーカホリック状況》に陥っている自分に気づきます。
四六時中仕事のことが頭から離れず、不眠症や摂食障害、情緒不安定など、健康的被害も出てくるほどに。。。
そこから、自身のマインドコントロール力のなさと仕事に対する固執した概念があることに気がつきました。
とにかく休息と自己を見つめ直す必要があると感じ、計約5年間お世話になったアパレル企業の退職を決意。それから大阪に戻り、〈自分のマインドコントロール力〉を鍛える為に、学生時代学んでいたNLPの存在を思い出し、再度NLPを学び始めます。
約2年間カウンセリング、コーチング、ヒプノセラピー、TA交流分析等を学び、『米国NLP™️協会認定NLPコーチ』という国際ライセンスを取得しました。
当時は、心理学の勉強に集中したかった為、派遣社員というかたちで百貨店で販売員をし、生計を立てていたのですが「仕事」と「勉強」が両立できたことで、より多様な働き方の存在を知ることができました。
当初、心理学の勉強は、自身のココロの健康の為だけに学んでいましたが、
資格が取れたタイミングで、大学の頃お世話になった教授から「現在のゼミの学生に教えて欲しい」とお声掛けをいただき、就職活動に悩める学生さんたちに向け実際の私自身の経験や、日常的に使える心理学の知識などを元に、外部講師としてレクチャーをさせて頂きました。
また同時期にAIDAMAとの出会いもあり、自分が学んだことが必要とされ、アウトプットできるフィールドがあることを発見し、フリーランスとして活動することを決意し始動します。
そして、私の20代のうちにしたいことの1つに「海外で生活してみる」という目標がありました。
日本という枠組みから出て、日本を外から見たいという想いと、海外の方々の仕事に対する価値観や、文化の違いなどを実際に肌で感じてみたかったことから、様々な国籍の方が住むオーストラリアに1年間の語学留学を決意。
昨年9月に渡豪し、今に至ります。
「時代の変化とともに生きる」チカラを。
まだ20数年しか生きていませんが、私が生きてきた中で”ココロの健康の大切さ”を痛感しています。
「やる気がある時は全てがうまくいくのに、全てがうまくいかない時もある。」
「いちいち悩んでしんどくなる自分が嫌になる。」
「周りの視線を気にしすぎる。」・・・・など。
さらに今は、時代の変化のスピードが一段と速い上に情報も溢れているからこそ、本当にココロが忙しくなりがちです。目に見えないモノだから分かりづらいですが確かにそこにあるモノは、”ココロ”や”感情”。
このnoteでは、私が得た知識や経験を元にほんの少しでも誰かの”ココロ”にプラスになるメッセージを届けることができたらなと。
また、カウンセラーや、心理学と言うと、敷居が高い日本だからこそ心理学の考え方や、私自身が大切にしている価値観を共有する場所になればいいなという想いで発信していきたいと思います。
Kimiyo
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