異邦人、原田マハさん著作

衝撃的に美しい一冊だった。

さくやの見事な水面や和服の美しい正座や、濃い茶の香りや絵画の息吹がそこここに鮮やかに感じられる作品です。

美を追求し強く情熱的に生きたひとりの女性を京都の景色やしがらみを濃厚に織り込みながら、華麗に書き綴られている。

高木の香りやしきたりの厳しさ、季節のお祭り、京都の見所、歴史、絢爛豪華な人間関係。浮き世を忘れるほどの艶やかさ。

ひとの欲と才能が驚くラストをみせる。

京都に行きたくなる一冊です。
大好きな銀座の画廊と京都の美術館が登場しています。資生堂ぱあらあでのランチ風景も魅惑的。(^_^)具体的に東京と京都の魅力的なお店がたびたびでてくる。ほかにもホテルや庭園など魅惑の場所で繰り広げられる人間模様が見所。ヒロインの強く輝く姿にひきつけられます。(^_^)
じゅね。

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