燦々と
今、私はたくさんの愛に包まれている。
「愛」が これでもか、これでもか、と降り注いで溢れんばかりだ。
私はそのひとつひとつを溢さないように両手を (( 少し控えめに )) 広げてしっかり受け取って、大事にぎゅっと抱きしめてみたり、眺めてみたりしながら、大切に味わっている。
それが今の私にできる「感謝」のかたち。
何かと言うと、この度 2022年2月22日に結婚をしました。
家族や友人、タイミングの合ったごく一部の方にだけご報告をしているのだけど
これでもか、これでもか、と皆さまから愛をいただいている。
こんなにもらっちゃって良いの??と思うくらい。
2月12日で36歳になった。
小さい頃に立てたスケジュールからは14年遅くなった。笑
悲しいかな、20代の頃のような結婚への憧れとか、きらきらしたものは感じなくなっていた。
もちろん結婚するとなった時はうれしかったし、「ついに!」と5cmくらい地面から足が浮いた感覚はあった。
けれど、終始ふわふわした感覚ではなく、大きなライフイベント感も思ったよりなく、事務的にこのまま坦々と過ぎていくと思っていた。
けれど、結婚するって、まわりにこんなに喜んでもらえるものなんだ!と日々意外に思いつつも、まわりの喜んでくださる方の姿を見て、言葉を受け取って、実感をともなってきた。
今夜、
「あんたが幸せでいてくれることが、私の幸せだよ」
と母が言ってくれた。
「あんたが笑ってくれていないと、私は幸せではないんだよ」
とも。
そこには脅迫的な質感は一切なく、ただただ温かい純粋なものが込められていた。
(( ええっ、なになに、泣いちゃうじゃない、、))
を、堪えた。
月並みな言葉なのかも知れない。
けれど、それが心底、いえ、お腹の底に落ちた。
「そういうことか…!」
と確かな感覚を捉えた。
はしっと掴んで、離したくない感覚だ。
繰り返し繰り返し、その感覚を味わう。
忘れないように、大切に、少しずつ自分のものにする。
父、母、弟、家族たち、そして夫の魂に、この広い宇宙の限られた場所と時間にアクセスして出逢えたこと、一緒に過ごせること、改めて「奇跡」と感じる。
そのうえ、こんなに愛を感じることができるなんて、本当に、なんて奇跡なのだろう。
なんて幸せなのだろう。
結婚って良いものですね。
2022年3月6日
今日のこの気持ちを忘れたくないから、記録。