超高速なAUTOMATIC1111をクラウド上で利用できる「ConoHa AI Canvas」リリース!担当さんに突撃インタビューしてみた
2024年8月1日、「ConoHa by GMO」 が画像生成AIサービス「ConoHa AI Canvas」を開始しました。
ConoHa AI Canvas とは
・知識不要で Stable Diffusion XL をクラウド上で簡単に操作できるサービス
・ブラウザだけで簡単に始められ、枚数制限・機能制限なしで画像生成 AI を好きなだけ楽しめます。
特長
NVIDIA の最新GPUがクラウド上で利用可能: 高価な PC は不要で、クラウド上の最新 GPU により高速生成を実現します。
Stable Diffusion XL を枚数/機能制限なしで利用可能: 好きな画像を何枚でも、制限なしで生成できます。「ファイルマネージャー」で簡単に管理でき、いつでもダウンロード可能です。
日本語対応/国内データセンター/日本語ドキュメント: WebUI は設定変更で日本語に変更可能で、国内データセンターにより安全性と通信速度が向上します。
気になる料金は…?
エントリープラン:月額固定 990円 / 無料割引1時間 / ストレージ容量30GB
スタンダード:月額固定 3,278円 / 無料割引5時間 / ストレージ容量100GB
アドバンス:月額固定 7,678円 /無料割引13時間 / ストレージ容量500GB
WebUI 利用料金 (従量課金)6.6円/分※
「Stable Diffusion Web UI」の起動時間が課金対象
50%OFFキャンペーン実施中!
リリース記念で、2024年8月31日(水)23:59まで50% OFFになるキャンペーンを実施しているそうです!
エントリープラン:月額固定 990円→495円 / 無料割引1時間 / ストレージ容量30GB
スタンダード:月額固定 3,278円→1,639円 / 無料割引5時間 / ストレージ容量100GB
アドバンス:月額固定 7,678円→3,839円 /無料割引13時間 / ストレージ容量500GB
WebUI 利用料金 (従量課金)6.6円/分→3.3円/分※
「Stable Diffusion Web UI」の起動時間が課金対象
【備考】
リリース時点では SDXL が利用可能です。
枚数制限はありませんが、時間による従量課金のため、長時間連続稼働する場合は高額になる可能性があります(ただし、WebUIを一定時間で自動終了する機能があります。自動終了のタイミングはご自身で設定変更が可能です)。
既存の「Conoha VPS GPUサーバー」とは別サービス!?
GMOインターネットグループ株式会社『ConoHa byGMO』といえば、2013年に開始し、サービス開始11周年になる「誰でも簡単に使える。進化し続けるホスティングサービス」として人気です。昨年11月15日に国内データセンターで、NVIDIA最新GPU「H100」「L4」を専有して利用できるサービスを展開していらっしゃいます。
「ConoHa VPS GPUサーバー」の特長:
NVIDIA H100 Tensor コア GPU 搭載: 大規模言語モデルや生成 AI モデルの構築に最適な、超高速処理能力を誇る最新 GPU を搭載。
NVIDIA L4 Tensor コア GPU 搭載: 画像生成 AI など、推論用途やビジネスへの組み込みに適した最新 GPU を搭載。
NVIDIA Partner Network に参画: AI ワークロード向けに設計された高速 GPU を用いたソリューションの開発や導入、保守に必要な専門知識の提供・支援を NVIDIA 社より受けています。
これは、AICU media編集部としては、調査・確認せねばです!
AICU media編集部による突撃インタビュー!
上倉 佑介(かみくら ゆうすけ)さん(GMOインターネットグループ株式会社)にご協力いただきました。
AICU media 編集部(以下「編」):サービスリリースおめでとうございます!
上倉さん:ありがとうございます。
編:今回の「ConoHa AI Canvas」(コノハ・エーアイ・キャンバス)ですが、どのような方におすすめのサービスなんでしょうか?
上倉:おすすめの方は、(1)ハイクオリティな画像を生成したい個人クリエイター、(2)ブロガー/アフィリエイター、(3)画像制作コストと時間を削減したい企業のマーケティングやクリエイティブ部門に所属する方…といった方々です。
編:GMOインターネットグループさんは100億円規模の投資でNVIDIAからサーバー用GPUを調達されているのですよね。
上倉:はい。ConoHa AI Canvasとは別件になりますが、2024年4月15日(月)に経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する経済産業省の認定を受けまして、国内のホスティング事業者としていち早く2024年12月を目途に、「NVIDIA H200 Tensor コア GPU」を採用した超高速なGPUクラウドサービスの提供を予定しています。
編:ええっ!日本の政策なんですね……!すごい
上倉:GMOインターネットグループでは、「AIで未来を創るナンバー1企業グループへ」というスローガンを掲げ、グループ全パートナーを挙げて生成AIを活用することで、① 時間とコストの節約、② 既存サービスの質向上、③ AI産業への新サービス提供を進めています。今回のConoHa AI Canvasは最後に述べた新サービス提供の一環となります。
編:AUTOMATIC1111をサービス化するうえで、苦労された点はどこでしょうか?
上倉:ConoHaは”かんたん”“つかいやすく”を売り文句にしているので、AUTOMATIC1111を起動するまでいかにわかりやすくなっているか、初めてStable Diffusionを触る方でも大丈夫かという点については慎重に検討を進めました。結果として、非常によいUXになっていると思います。ご利用の流れとしては、(1)プランを選択、(2)アカウント登録、(3)支払い情報……ですぐに画像生成が開始できます!
編:解説動画なんかもあって丁寧ですね!
編:Checkpointや拡張機能の導入は可能ですか?
上倉:もちろん可能です!ControlNetやLoRAも追加できますので、お好みのカスタマイズをしていただいた上で、ご自身で納得のいくまで何枚でも生成してみてください!
編:おおー!ユーザのお好みで画像生成AIの脳そのものともいえる「Checkpointファイル」のインストールもできるんですね!これは熱い。ConoHaのUIと統合されたファイルマネージャーも生成した画像を一括管理するのに便利そうですね!
これはAICU media編集部の書籍『画像生成AI Stable Diffusionスタートガイド』とセットで楽しんでいただきたいやつですね…。
リリース直後お忙しいタイミングにも関わらず、取材に応じていただいた上倉さん、ありがとうございました!
ConoHa AI Canvas で、手軽に高品質な画像生成を始めましょう!
お問い合わせ: GMOインターネットグループ株式会社 ConoHa事業部
GMOインターネットグループ株式会社 ConoHa事業部
■なお AICUではAUTOMATIC1111の企業・教育機関向けのオリジナルワークショップも開発・実施しております。もちろんConohaを使った社内システムの導入などもお手伝いいたします。お問い合わせはこちらから
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