海のような街のような場所で

日光は照り付け、優しいなんてものとは言えない、ぎらぎらと光る直射日光が肌を焼き、おでこにはうっすらと膜のような汗をかき、白いTシャツには淡い汗染みが出来る。ジーンズは張り付いて、ぬるい感覚が少し気持ちが悪い。スニーカーは失敗だ。風通りの良いサンダルが正解だろう。

そんな、今日この頃。みなさんはいかがお過ごしですか?

夏が来るのか。もう、何度目の夏だろうか。

夏の思い出はいつもあっという間に過ぎてしまう。まるで蜃気楼のように。ふうと息を吹きかけたら、あっという間に過ぎていく、まるで夢の中でまどろむ光のようだ。

昔、海に行ったこともあるけれど、あれはもうずいぶんと前のことだ。

夢なのか、心象風景なのか、現実なのか。

心に浮かぶ風景が、いったい何なのか、分からなくなるような気がするけれど。まあいいか。

今は今であり、ここはここであり。

わたしはわたしで、あなたはあなた。

それ以外になんて言葉が必要であろうか。

はあ、暑さで頭の中がパンクしてしまいそうだ。今日もコツコツと、言葉を積み重ねることにしよう。

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