涙のおっぱいマッサージ
おっぱいにまつわるお話し、第二弾。
今回は産後4日目の退院の日に行ったおっぱいマッサージについて。
わたしは出産前から、出産する病院とは別に助産師さんにも色々と相談にのってもらっていた。
その助産師さんはけいこ先生と言い、kei助産院という助産院をひらいている。
そこでおっぱい教室や産前産後のアロマ使い方教室やマタニティヨガクラスなど、色々な取り組みに参加し、アロママッサージの施術なども受けてきた。
また、出産前からずーっとわたしを精神的にも支えてくれたとても頼もしい先生である。
入院中、母子同室だったわたしは、我が子コタメ氏が泣くたびにおっぱいを差し出して吸ってもらい、多分出てなくて泣くので、ミルクも足してやっていた。
新米おっぱいと、新米赤子なので、おっぱいがうまく咥えられず、出ず、でおっぱいを諦めそうになっていた。
母乳育児を望むなら、早い方がいいから!と退院後すぐのおっぱいマッサージの予約に対応してくれたので、退院後、助産院に直行した。
↑退院の日のわたしとコタメ氏。ぎゃーちいさい。
けいこ先生におっぱいを見てもらうと
「よく我慢したね!これは相当痛いでしょ!」
とのお言葉。
おっぱいってみんな悩んで頑張ってるって聞いてたから、実は授乳のたびに叫び出しそうなくらい痛かったけど、我慢していた。
そんなわたしのおっぱいは、切れて、そして血豆が出来てしまっていた。
痛いわけだよね。
新米おっぱいは、伸びきっておらず、硬くて吸いにくそう。
新米赤子は吸い方がまちまちで、とても下手くそだ。
そんな2つの要素が重なり、両乳ともにボロボロだった。
おまけにわたしが揉んだくらいじゃ、乳は滲むくらいしか出てこない(出てきてほしいと願いすぎて、ちっとも出ていないのに滲み出てはいる、と思い込んでいただけかもしれない)
出産したら、おっぱいが出るのではないのか。
聞いてはいたけど、本当に全然出ない。
これはとてもかなしかった。
そんなわたしを、よく頑張ってるよ!とねぎらってくれてから、けいこ先生のおっぱいマッサージは始まった( ¨̮⋆)
おっぱいを出すつもりはあるのか、ぱんぱんにはちきれんばかりに膨らんだわたしのメロンおっぱいを
ものすごい手つきで揉みしだいていく。
いたい。
これはいたいぞ!
ぱんぱんに張っているおっぱい。
自分ではマッサージしていたつもりなだけだったのか!とびっくりするほどに、力強く柔らかく激しくふんわりと揉みしだいていく先生。
いたい。
正直とてもいたい。
既に血豆になっているので、そこもいたい。
でもおっぱいをあげる日を夢見て!
がまん!!
と、そうこうしていると、乳首から、おっぱいが出始めたー!!!
じわじわ。
先生のもつガーゼに乳が染みていく。
もみもみ(実際には、がしがしもみもみぎゅっぎゅっ、といった感じ)
じわじわ
もみもみ
じゅわじゅわ
もみもみ
ぴゅーぴゅー!!!
どれくらい揉んでもらったのか(体感2,30分)、張っていたおっぱいはものすごく楽になり、おっぱいも出てきていた!!
黄色い!
おっぱいって黄色いのね!!
このタイミングでコタメ氏におっぱいを吸ってもらう…けど上手く吸えない。
出ているのに…
と、思っていたら、右乳から吸ってくれた!
うれしい!!
がんばれ!
がんばれ!コタメ氏!!
出て…出ているのか…?!
分からないけど嬉しい…!!
がんばれー!!!
と、
この気持ちがおっぱいマッサージを受けて本当によかったっていう感動につながっている。
このあと、けいこ先生に色々アドバイスをもらい、
コタメ氏初めてのおうちに帰った。
その日から、おっぱいの出はとても順調になり、
ほぼミルクを足すことなく今日に至る。
この後は乳首の傷と血豆との戦いが始まるのである。
ひとまず、おっぱいマッサージのお話しはこれでおしまい。
先日のため食卓
朝ごはんのあずき蒸しパン。