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#22-193 カラフル。

脚が重い。
一歩が重い。
進めない。

誰だ、わたしの脚に潜んでいるのは。

わたしの身体に潜んでいるのは。

atoaは、立体駐車場の2階から直ぐに入れた。
外観はわからなかった。
いろんな建物が近くにたくさんあって
同じようなコンクリートの塊が並んでいた。
海沿いの、風の通りが良すぎる場所。
シンプルなゲートを抜け、最初の扉を開く。
そこは異世界だった。

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ともだちが
「なんか、あれみたいじゃな。あれ、なんだっけ。こんなの」
と言っていた。
「チームラボ?」
「そうそう!それっぽい!!」

アクアリウムとアートが融合した新感覚の都市型水族館。

さかなたちはどんな風に、この中にいるのだろうか。
わくわくの始まりだった。

つづく。

aico.

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