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#25-005 dear cacao

今年も無事に、SALON DU CHOCOLATでの注文を終えた。
1年に1度の楽しみである。
お目当てのものは既に売り切れているものがあり、全て購入することはやはり難しかった。
発売は、今日の10時から。
チョコレート好きは、みんな同じようなものが気になるものなのだろうか。同じものを好むひとがいて嬉しいような、購入できなかったことが悔しいような、出費を抑えることができて安心したような、複雑な想いであった。

今回購入したのは、以下の5種類。

nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO
ランゴー生ショコラ

ナチュラルカカオバターから作る自社製造のホワイチョコレートの生チョコレート。
脱臭処理を施していない搾油したままのカカオバターにはカカオ豆の発酵由来の香りがあり、
ホワイトチョコレートながらもカカオの香りがするチョコレートに仕上がりました。
シンプルながらもホワイトチョコレートの概念が変わる新感覚の生チョコレートです。

SALON DU CHOCOLAT
LA MAISON DU CHOCOLAT
タブレット フレーズ

ドライストロベリーを混ぜ込んだカカオ56%のダークチョコレートに、イチゴ風味のチョコレートプレートを重ねたタブレット

イチゴのタブレットがラインナップに加わり、バレンタインシーズンを盛り上げます。
甘酸っぱくて柔らかくてとろけるような、誰もが好きになってしまうイチゴです。
ニコラ・クロワゾーがあらゆる喜びを集約したレシピは、サクサクしたタブレットと
柔らかなブシェの両方に通じる仕上がりで、細かく砕いたドライストロベリーを混ぜ込んだ
カカオ56%のダークチョコレートが、甘いキャンディーのような味わいのイチゴチョコレートの下に潜んでいます。

SALON DU CHOCOLAT
STEPHANE TREAND
 CROUSTILLANT PRALINE GUIMAUVE

さくさくのサブレヴィエノワの上に、自家製のプラリネとバニラたっぷりのギモーヴを重ね、
ビターチョコレートで包みました。
仕上げには、かわいらしいハートの形や動物をイメージしたチョコレートをあしらいました。 

SALON DU CHOCOLAT
TOURBILLON BY YANN BRYS
サブレ クロック フランボワーズ

持ちやすく食べやすい太めのバトン型で人気のクロックサブレシリーズ。
チョコレートのサブレとフランボワーズのジュレを合わせてノワールでコーティング。
1本だけでもかなり食べ応えがあります。

SALON DU CHOCOLAT
CACAO SAMPAKA
Totonaco

原産地別のカカオ分100%のボンボンチョコレートと、クセのないまろやかな甘味のアカシアはちみつを一緒にお楽しみいただく新提案の一箱。
原産地別ボンボンチョコレートは甘味料を使わず、カカオ分100%のクーベルチュールを使用。カカオ本来の味わいをしっかりとご堪能いただけるよう、ダークチョコレートガナッシュを同じ産地のダークチョコレートクーベルチュールでその香りと味わいを逃さないようにコーティング。ボンボンチョコレートの底面にアカシアはちみつを垂らしていただき、ハチミツの瑞々しい甘味で際立つカカオの香りをお楽しみくださいませ。

SALON DU CHOCOLAT

CACAO SAMPAKAのTotonacoは、じぶんだけの楽しみのためにセレクトしたものである。チョコレートとはちみつの組み合わせだなんて、ことばだけで至福の響きではないか。
じぶんがこころから味わえる気分になったときにいただこう、と考えている。
果たして、そんなとき訪れるのだろうか。

届くのは2月13日。まだしばらく先だ。
どうにか穏やかに過ごしているようにと、願うばかりである。

実は、前回購入したものがまだ冷蔵庫に眠っている。期限はまだ先だ、と開封するタイミングを失っていた。

そのひとつに、カカオ豆そのものにチョコレートのコーティングがされているものがある。カカオ豆の味と食感を知っているからだろう、なかなか手が出せずにいるのだ。カカオ豆を食べたことがあるひとには、わかってもらえるだろう。決して苦手なわけではない。がしかし、好んで食べるほどでもない。なぜ購入したのか。
しかもこのカカオ豆、見たら今年のクリスマス前まで日持ちがする。またそっと、冷蔵庫の奥へと戻した。

このカカオ豆にも、はちみつを垂らして食べたら、味わい深くなるのやもしれない。

愛しのカカオ、
もうしばらく、待ってて。

SALON DU CHOCOLATでチョコレートを購入したが、バレンタインデーのチョコレートは、言うまでもなくまた別である。

送るだけのバレンタインデーはもう要らない。
望むものでないお返しも、然り。

そろそろ日本も
「男性から女性へ」のスタイルに
移行してもいい頃だろう。

そうなったとしても、
贈られることはないだろう。

バレンタインデーがきらいになりそうである。

CHOCOLATがきらいになる日は、
きっとこない。

aico.

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