#24-261 proteinとchiffon cake
Instagramで、いつも「♡」を押してくれる方がいる。過去の投稿まで遡って「♡」を押してくれる方もいて、嬉しく感じている。ときどきおかしなひともいるけれど、そういうひとを除いて、出逢いや繋がりに感謝している。
誠意を持って接してくれている方には、こちらも誠意を持って接するのは必然。わたしも遡って、その方の投稿を拝見した。その日は、どうしても0時まで寝るわけにはいかないミッションがあったので、いつもはすぐに閉じるソーシャルメディアを、時間いっぱいで開いていた。
遡ることができたのは、今年の初めの投稿まで。その方の投稿には、全てに「#料理好きな人とつながりたい」とある。それはわたしではない。なんだか申し訳ないとおもいつつ、改めて繋がりに感謝した。
遠方にお住まいのようなのでお逢いすることはないだろうけれど、Instagramを続けている限り、或いはわたしがその方に見限られることがない限り、繋がっていられるのかもしれない。わたしが「料理好きなひと」になることはないだろうけど。
料理好きではないけれど、お菓子を焼くのはすきだ。すきだけれそ、頻繁には焼かない。最近は特に、そんな余裕がない。
そんな中、久々にシフォンケーキを焼いた。
雑誌 Tarzanの企画で、某メーカーのプロテインのモニターが当選した。Instagramに投稿することが条件。折角なので、プロテインを使ってケーキを焼いて投稿しよう、と考えたのだ。
レシピはよくわからなかったので、ネット上に載っているレシピを参考にして、適当に材料を組み替えた。わが家にあるシフォンケーキの型は、少し多い。参考にしたレシピの分量とはバランスが悪かったけれど、どうにかなるだろう、とそのまま焼くことにした。
「お菓子づくりは分量が大事」と言われているけれど、分量が適当でも、どうにかなるものだ。というか、わたしはいつもレシピ通りに作らない。
今回も正確に計量していない。しかも、粉類を量るときにプロテインを入れるのを忘れていたことに気づいて、適当に入れ替えるという始末。
それでもなんとか焼き上がった。
わたしは説明書などを読むのが苦手な人間なので、投稿の決まりのようなものもあまり読んでいなかった。投稿期限が決まっていたので、とりあえず、商品が届いたあと早速に、写真と「冒頭に必ずつける」とされているハッシュタグ3つをつけて投稿しておいた。
先日、期限前日となったので、念のため投稿基準のようなものを改めて見てみると、なんと、投稿しなければならない文言がちゃんと指定されてあった。しかも、長い。
わたしは、早々にものすごく簡潔に投稿していたけれど、そんな生易しい投稿は許されないらしい。
メーカー公式サイトのタグ付けも必須となっていた。そりゃそうだろう、PRなんだもの。
「他社製品名の記載は避けてください」とも書かれてあった。「alpro」はNGかもしれない気がする。否、気にしない。もういいんだ。
冒頭にハッシュタグをつけなければならない、という文章の前に「黄色マーカーは挿入必須のテキストとなりますので、必ず記載をお願いします」という1文があった。全く見ていなかった。見直してよかった。
Instagramにそんな長い文章載せること、ある?そんな長いのん、誰も読まないだろうよ。わたしは読まないよ。
そうおもいながらも、指定の文章をコピーして貼り付けた(上に載せた2記事は、削除はしないけれどなかったことにしてもらう)。
たぶんこれでいいだろう。
だめだったら「修正依頼」がくるらしい。
「日常の中で製品パッケージとクリエイターの飲用シーン」なんかも載せると良いらしいので、調子に乗ってプロテインと一緒に写っておいた。この写真を撮るためだけにわざわざまゆ毛を描いたのに、そういえば服は着なかったな。アスリートっぽくていいか。
しかし、上手に笑えなくなったものだな。
口角上げていこう。
aico.
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