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#24-020 croissant et café

大寒。
大寒に食べると金運が上がると
言われているらしい「大寒卵」。
「大寒卵」を食べて、
金運がアップしたひとが
いるのだろうか。
教えてほしい。

わたしは今日、
クロワッサンを食べた。
どうしても、クロワッサンを食べて
コーヒーを飲みたかった。

お買い物に行く前に、お気に入りのクロワッサンがあるパン屋さんに行って、お店で食べるつもりだった。コーヒーも一緒に。
小さく雨が降る午後。
お店に入ると、クロワッサンは並んでいなかった。今日は焼いていなかったのか、売り切れていたのかはわからない。そこにクロワッサンはなかった。
クロワッサンが食べたかったわたしは、ほかのパン屋お菓子を買うことはしないでお店を後にした。

それでも、やっぱりどうしてもクロワッサンが食べたくて、お買い物が終わった後に、別のパン屋さんに行ってみた。パン屋さんなのかお菓子屋さんなのかどうかわからないそのお店に、クロワッサンがあるかどうかは不確かだったけれど、希望を持って行ってみた。
クロワッサンがあった。
クロワッサンだけ買えばよかったのに、周りに並んでいるパン屋お菓子がそうはさせてくれなかった。

Pâtisserie Coa
帰って早速いただいた。
至福。

そのお店が入っているテナントの前で、コーヒーや紅茶を売っているひとがいた。雨が降る、寒空の下、テントで売っていた。カフェを経営しているのかとおもったけれど、そうではないらしい。それでも、淹れてくれている姿を見ると、随分とコーヒーがすきなのだろうとわかるほど、手際が丁寧で、飲む前から美味しいことを確信した。ゆっくりとドリップされる雫と一緒に、香りも零れてくる。
的中した。
程よい温度で測って淹れられたコーヒーは、ひと口で口の中を優しさであたためてくれた。
次行くときには、タンブラーを持っていこう。
晴れた日に。

今日は嬉しいことがあった。
携帯にフランス語のキーボードを設定している。音声入力で、フランス語で「croissant」と言うと、ちゃんと「croissant」と表示してくれたのだ。わたしのフランス語の発音が、ちゃんと理解してもらえたのだ。
アプリで続けているフランス語のレッスンでも、ちゃんと聞き取ってもらえているけれども、レッスン以外で実感できるのは嬉しいものだ。

今年はパリでオリンピックが開催される。わたしがフランス語を話せるようになったところで何も関係ないけれど。

そうだ。
「フランス人はボンジュールと言いません」を読もう。

hey,Amazon.

aico.

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