愛知県教委11月定例会議、請願の口頭説明・審査結果
11月3日(金)午後、愛知県教育委員会11月会議にて
「マスクの有無に関わる差別防止の更なる啓発を求める請願」
が審議されました。
審査結果は残念ながら…不採択。
お一人、採択の際に挙手してくれた委員がいらっしゃるのが救いです🙏✨
請願の中では「マスクの有無に関わる差別」と強い言葉を使い、
三重県で起きた暴行事件を例にあげましたが、
私たちは
「マスクをつけることが当たり前」
という意識こそが差別の種になるのではないかと考えています。
口頭陳述の中で例にあげさせていただいたのですが、
事情があってマスクをつけていない場合になにげなくかけられる「マスクは?」の声掛けも
それが悪意によるものでなくても、子どもにとっては「責められている😢」と感じることもあります。
これらの声掛けは「マスクをつけることが当たり前」という意識からくるものであり、
それは当たり前でないもの(=異質なもの)を排除しようとする差別意識であると感じています。
そこで今回私たちは
ポスターなど、目に見える形で差別防止を啓発してほしい
と訴えました。
請願に際して、ほかの自治体で実際に啓発用に使われているポスターなどを提出しましたのでこちらでも共有します。
これらを個人的に学校に掛け合って貼ってもらうことも可能だと思います。
また、請願添付には間に合わなかったけれども、最近、小平市でも啓発ポスターが出ました✨
審議の中では教育委員のお一方から
「マスクを着けていない児童生徒に対して、児童生徒同士でお互いに注意したりいじめなどは起きているのか?」
という質問があり、
義務教育課長のご答弁は
「年間9回、県内の中学校等を訪問している。県内の学校でもマスク外している子も見受けられるのが現状。それでも学習活動は円滑に行われている。視察の際に、マスクを外している子どもたちがいじめ、差別が行われている様子は見られず、強い口調でマスクをするようにと言われているという様子は見られていない。適切に対応されている。」
とのことでした。
果たして本当に「差別やいじめ」はないのでしょうか?
今までの約3年間、大人たちに
「マスクをするように」
と言われ続けてきた子どもたちにとって
事情があるにしてもマスクを外して過ごしている子は異質なもの=排除する対象になってはいないでしょうか?
もしくは、自分も辛くてマスクをやめたいのにやめさせてもらえない、外して自由にしている子が許せない、という歪んだ感情を掻き立てることに繋がっていないでしょうか?
いえ、差別もいじめもあります。
異質で、妬ましくて、公衆衛生ルールを守らない不届き者のレッテル貼りもあります。
県教委さんに、今後は情報をお伝えしていきます('ω')ノ
愛知県教育委員会
御意見箱 - 愛知県 (pref.aichi.jp)
いじめについては…
小中学校なら 義務教育課 義務教育課 - 愛知県 (pref.aichi.jp)
高校なら 高等学校教育課 高等学校教育課 - 愛知県 (pref.aichi.jp)
請願に賛成して挙手して下さった委員の方は、
マスクをすることにより酸素吸入量が30%減少すること、それが脳に影響を与えるのは当たり前の結果…と言った旨の話もして下さり、
私たちが請願には含めて居ないところへも心を寄せて下さっていることに感謝しかありません。
今回の請願でも、日頃から現場の声を行政まで届けるようにしていないと、切実さを聞き届け、認めていただきづらいことを実感しました。
声を届ける続けることの必要性を感じます。
ひとり一人の行動が現状を変える力を持っています。
あきらめず声を届け続けましょうね!
スマイルあいち岩倉グループが愛知県民対象のアンケートを行っています。
ご協力よろしくお願いいたします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?