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キャリコン相談室「キャリアデザインを描いてみよう」 その2

こんにちは。キャリアコンサルタントの橋本です。

キャリアデザインということについて考えてみましょう。
働き方、生き方が多様化した現在、再就職をするにあたって考えなければならないこと、やらなければならないことは以前より格段に増えています。
再就職にあたり必要な心構えとやるべきことを順に考えてみましょう。

前回は、「仕事に就くとはどういうことか」についてお話ししました。
今回は「キャリアとはなにかについてお話しします」

●再就職で一番中核となるのは「キャリア」

「キャリア」といっても、実は多義的で、日常生活では仕事や経験など様々な意味に使われています。ここでは、再就職をするにあたってのキャリアの意義を考えていきます。

1. キャリアの定義
キャリアとは、意識して、自己能力の向上と自己実現を図ろうとして、継続して努力する結果得られる生涯における様々な仕事経験のことです。
まず、キャリアは無意識で身体に身に付いたものではありません。意識することにより自らのものになったものを言います。仕事をしていた時に、意識して行っていたことはありませんか?
次に、継続して努力した結果得られる生涯における仕事の経験です。自分が今までコツコツ積み上げてきた足跡です。一言で言いかえれば、職務遂行能力のことです。
このキャリアこそ、再就職に当たりアピールすべき評価対象となる能力です。
そして、このキャリアについてまとめたものが職務経歴書になります。
職務経歴書は、再就職における自分を守り、自分をアピールするための強力な武器になります。

2. 会社が求める人
会社は仕事ができる人を求めています。
仕事ができる人とは、実績と成果を挙げられる人ということです。
あなたが入社を希望する会社に対して、いかにあなたが即戦力であるか、いかに必要な人間であるかを相手に理解し認識させる必要があります。
会社が本当に必要としていることとあなたの能力をいかに整合させられるか、キャリアをどのように活かすかが問題となります。

3.キャリアデザイン
会社が求める経験や能力が評価できる明確な基準があればいいのですが、明確な基準はありません。基準を抽象的な言葉でいえば、職務遂行能力と実際の行動力がポイントということになります。
職務遂行能力や行動力は、仕事の種類や経験年数、内容が違えば人それぞれ違うことになります。自分に要求されているものでは足りない部分は補う必要があります。
そこで、計画的に足りないところを補い、今あるものをパワーアップするためのキャリアデザインが必要となってきます。キャリアデザインは一度設計すれば終わりではありません。
一度設計したキャリアデザインが修正を迫られたり、変更せざるを得なかったりすることもあります。キャリアデザインは再設計できるのです。
自分の人生です。自分で再設計すればいいのです。

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