ビャンビャン麺をもっとポピュラーな存在に!「週替わり麺」という長期かつ壮大なプロジェクト
「西安麺荘 秦唐記」は、東京に4店舗展開、最近では張芸謀監督の最新公開作品「ワン・セカンド(一秒钟)」とのコラボ企画を行なったり、初の「ビャンビャン麺自動販売機」も稼働開始するなど、日本の”ビャン”シーンの牽引役とも言える存在。
そこで、2018年9月第一号店である新川本店のオープン以来、現在も続けられていることがある。それが「週替わり麺」の提供だ。
「週替わり麺」エンジョイ指南
◎毎週月曜日から日曜日までのサイクル
◎毎日数量限定
◎1つのメニューが、4週かけて各店舗巡回する(巡回順 新川→神保町→永代→錦糸町)
◎「週替わり麺」メニューは、毎週日曜日の夕方以降に店舗twitterにて発表*フォロワーサービスデー:毎週日曜日に油溌麺(ヨウポー麺)500円にて提供。週替わり麺のチェック含め、ぜひフォローを。
「週替わり麺」のクリエイティビティとは
「週替わり麺」に登場するのは、主に2つの柱から成る。
①中国各地の名物や人気料理のアレンジ
②日本で馴染みある料理とビャンビャン麺の融合
ほんの一例であるが、過去実際に食べたものを振り返ってみよう。
なお、人気の高かったものは、のちに再登場することもある。準レギュラー級に大きな存在感を示すようになったものも。
「週替わり麺」に込められた想い
「厨師之郷(料理人のふるさと)」として名高き陝西省西安市藍田県出身、彼の地で「無形文化遺産」と称えられる師のもとで習得したビャンビャン麺の麺打ち技術を携え東京へやってきた、馮料理長。「これぞ本場の味」のみを提供するにとどまらず、カルボナーラ風といった大胆アレンジまで登場させ、その発想に驚かされる。そこには、
◎ビャンビャン麺をより多くの人に知ってもらいたい
◎間近で見ることができる麺打ちと併せ、西安の伝統技術や食文化に触れてもらいたい
◎担担麺や刀削麺などに負けぬ中国麺料理の代表格に、さらにはラーメン・そば・うどん同じく麺料理の選択肢に含まれるほどのスタンダードな存在に
といった、ビャンビャン麺への想いが込められているのだ。「週替わり麺」の提供は、まさにそうした想いを実現するための、長期かつ壮大なプロジェクトといえよう。
「週替わり麺」の魅力にハマり、毎週日曜日の晩にメニューを早く知りたくソワソワしてくるようになり…いつしかご飯どきに「なんだかビャンビャン麺の気分だわぁ〜!」なんてふと自然に口にしていたり。という人が増えてくる日も、そう遠くはないのかもしれない。
さて、ここでは「週替わり麺」を大解剖してきた。
さらに「西安麺荘 秦唐記」について、
◎レギュラーメニュー(西安定番の味)も知りたい
◎汁なし麺と共に提供される白濁の汁とは?
◎馮料理長や藍田県について
などについては、以前中華料理専門メディア80Cにて神保町店オープンの際に執筆した記事も併せてご覧いただけると嬉しい。
【店舗情報】
*全店共通
11:00-15:00 / 17:00-23:00
ランチ・ディナータイム共 閉店30分前L.O.
定休日なし
<新川本店>
東京都中央区新川1-13-6 1階
03-6280-5899
<神保町店>
東京都千代田区神田神保町3-2-5 101
03-6256-9787
<永代総本店>
東京都江東区佐賀町1-1-16 1階
03-5875-9685
<錦糸町店>
東京都墨田区江東橋3-2-2 104
03-6659-9175