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「5月4日(火)のこと」
1.火曜日。7時前に目覚めたが、身体がダルい。昨日飲んだお酒が残って調子良くない感じで一日が始まった。
2.夫も起きてきた。昨日さんざん話し合った言葉の殴り合いで、お互いダメージを受けていた。触れたくないトコも口にした。ので、あまり喋りたくない気分。
3.でもケンカしてるワケでもないから、敵意はないことを伝えるため「頭の中がいっぱいで疲れたね」と言っておいた。お互い疲れている。
4.今日はどうする?と予定を立てる。ムスコを遊具が立派な公園に連れて行けたらいいね、と話し合う。家族揃ってお出かけのつもりだった。
5.目を覚ましたムスコは朝から不機嫌だった。昨日、リサイクルショップで何も買ってもらえなかったコトを根に持ってる。「(夜の)7時まで起きないて言ってるよ〜」と夫。
6.最近のムスコはちょっと扱いづらい。反抗期とは言わないけど、あまり親の言うことを聞く気がないようだ。そうゆう時期かも?と思い、あまり締め付けるつもりはない。
7.でも3分に一回は「ねぇ、聞いて!」と話しかけてくる。無視するのもなぁ、と「聞いてるよ」と話を聞くが、なんでそんなに聞いて欲しいのか分からん。
8.今、私達は考え事をしたいのだ。したいけど、させてもらえない不自由さも疲れになっている。はよ、幼稚園始まれ!とさえ思う。
9.結局午前中、母は買い出し。昼は家で食べる。午後、父子は遊具立派な公園へ行く!が決まった。私はお留守番という自由時間をもらう。
10.お昼は卵かけご飯と味噌汁にした。あまりやらない献立に、ムスコは気に入ったらしく「毎朝、卵かけご飯にする」とご所望。パン食よりお通じよくなるかもしれない。
11.夫に自分の生き方も伝えた。自分で稼いだお金を使ってみたい。お小遣いをもらっているが、自分のお金と思っていない。夫の経済観念(とても清貧)で生きている。そのおかげで不安なくすごせているが、自分の人生これでいいのか?とも思う。
12.そのことに少し後ろめたさがあるのだろうか。ここ数日、食後の片付けを積極的にやってくれる。いつもやってくれてはいるが、いつもとなんとなーく違う気がする。
13.台所は私の領地なのであまり触られたくない。いつも、ありがとうと言いつつ私が途中で代わることが多い。自分のやり方でやって欲しいのだ。でもそれを押し付けると相手が嫌がる。それを知ってるから、自分でやった方がいいわ!となる。
14.私も相手に託さないとな、とお任せすることにした。ここ数日はお互い疲れているのが分かるから、これ以上ムダな戦いはするべきではないと思った。
15.自分も疲れているだろうに、夫はムスコとでかけて行った。残った私は何かしなければ!と椅子に座ったが、まず疲れを取ろうと布団を敷いた。
16.夕飯作る体力を回復しとこ。生理も2日目で重ダルい。占いにもリフレッシュしろ、とあったし。今、これ以上頑張る必要はないと思う。少し流れを待つのも必要な気がしてる。
17.昼寝から目覚めたら17時だった。2時間弱寝た。少し身体が軽くなった。しばらくしてドアを乱暴に叩く音がした。ムスコ達が帰ってきたようだ。
18.お土産にビアード・パパのシュークリームを買ってきてくれた。そして手に持っていたフリーペーパーに、私は驚いた。
19.アレを作る=ZINEを作る。そのお手本にしたいと思っていたのが、夫が今手にしているフリーペーパーなのだ。図書館で何度か目にしていて、今度もらいにいこー!と思っていたヤツだ。
20.夫はそんなつもりは無かっただろうが、こうゆうグーゼンが私には兆しに見えるのだ。偶然が何回重なれば必然になるのかな?買ってきてくれたシュークリームは、夕飯前に食べる背徳感でよけい美味しく感じられた。
付録 第二章 退園、そして転園へ