観戦記録「簡単に勝てると思ってて、すいませんでした」の巻
2023年9月30日
男子バレーボール 五輪最終予選
フィンランド vs 日本
スタメンは石川、小野寺、西田、髙橋藍、山内、関田、リベロ山本。
1セット目、2セット目までは順調だった。
20点を超えたあたりで、セッターを交代し山本龍を投入して経験を積ませるような余裕があった。
しかし、3セット目。
フィンランドも、日本にストレート勝ちをさせる訳には行かない。
一進一退の展開で、気が抜けない。
試合途中、コート上を移動するカメラのワイヤーが切れたのか、試合を中断するトラブル。
これがキッカケとは思いたくないが、お互いが17点に並んだあたりで日本の押せ押せムードはなくなっていた。
期待が大きかった分、この競り合っている場面を制して、強さを見せて欲しかった。
このセットはフィンランドが制した。
そして4セット目。
フィンランドが目の色を変えて来た。
スタメンメンバーから、小野寺が髙橋健太郎に代わり、西田から宮浦に変わった。
このセットは、全体的に日本がバタバタとした印象だった。ミスも多く、なかなか流れが取れない。
ピンチサーバーの甲斐くん、ミスると相手に勝ちが決まる場面。
こんなガチガチに緊張する時でも、笑顔でコートに入る彼はすごいなと思う。
残念ながら、このセットもフィンランド勝ち取る。
もうあとがない5セット目。
序盤立ち上がりの良い日本。
このまま押して勝ちに行け!と祈りのような気持ちで見守る。
しかしフィンランドも負けてはいない。
流れを持って行かれそうになる。
ここでキャプテン石川から、大塚にチェンジ。宮浦から西田に戻る。
この辺りから、流れを取り戻し、髙橋藍のバックアタックで何とか勝ちを得た。
ギリギリで勝てた!という感じの試合だった。
応援している方も、勝ちが決まった瞬間叫ばずにはいられなかった。
今日の試合は本当にハラハラして、心臓に悪い。
石川がいつもの精細を放っていなかった。
原因はわからないが、そういう事もあるだろう。
今日もイイ仕事したのは、髙橋藍。藍ちゃん最高すぎる!
常に冷静。みんなが苦しい時にバチッと決めてくれる頼もしさ。エースです。
西田のサーブも決まりだして来た!おかえりなさい、西田くん。待ってたでー。
初戦から苦戦するとは…
勝って兜の緒を締めよ、じゃないけれど簡単に勝てる試合なんてないんだと知った。
明日からの連戦、どんな試合を観れるのか楽しみだ。