「5月1日のこと」
1.土曜日。今日から5月。怒涛の4月は終わった。どんな1ヶ月になるのやら。
2.今日は私が歯医者の日。14:00の予約。夫は午前中に実家へ京都と大分のお土産を持って行く予定だった。ムスコはどっちが預かる?
3.義父母が孫に会いたいだろうから、一緒に行って欲しいけど。ムスコの答えはノーだった。私と一緒に歯医者来るのね。
4.親と連絡取り合い、実家に帰るのは5日に変更。大分移住する意志を伝えないと!なんだけどちょっと伝えづらい。わざわざ大分まで行かなくても…と言われるような気がして。
5.私の親は何も言わず賛成してくれると思っている。でも両方の親に分かるように説明をしないとなぁ〜。いつまで経っても私達は親にとっちゃあ子どもだもんなぁ〜。
6.夫と親の関係を見てると、あまり考えを主張できずに生きてきたように見える。面白かったことを話そうとするが、話の途中で話題を変えられオチまで話せないのを何度か見ている。
7.最後まで話を聞いてやれよ〜と思うけど、そうゆう関係みたいだ。夫は親に反抗したり、説き伏せたりが苦手なのかもしれない。立場が弱い。よって嫁の立場は更に弱い。
8.けど私達の人生やん?て思う。親に何かあったらどうする?て考えるのは分かるけど、それ考えると足が重くなるよね。今は考えるのやめとこや。
9.私が子どもに残したいのは「生きていく力」。ムスコはもう少し自分の考えてるコトを人に伝える力が必要だと思う。いきなりパニックになるけど、伝えることができれば周りも分かってくれると思う。
10.それを親以外の関係で練習して、失敗して、学ばせてくれる場所をずっと探してたのよ。それがたまたま大分にあったのよ。近くにないの?て言われたら、また困るけど。
11.自分なりの方法で見つけた。誰かが薦めて決めた訳じゃない。本当に自分たちの求めてる所か知りたくて、足を運んで見に行った。ムスコも行きたい気持ちを持ってくれた。
12.夫は運転の面や、収入の面が心配だと思う。だったらその心配が少しでも無くなる方法を、今考えていこうよ。それでどうしてもクリアできないなら、できないけど他のやり方を見つけていこう。
13.結婚して8年。今までだったら夫の冷静なツッコミにシュンとして何も言えない私だった。稼ぎ頭は夫だし、養われている身と思うと強くは言えなかった。
14.でもムスコの登園拒否から、たくさん話し合って自分の意見を言う機会が増えた。どん底からダメ元で色々試して、また話し合って一緒に歩いてきた。その結果、今笑ってすごせる日々が送れている。
15.夫と結婚する時も、私はものすごくどん底にいた。それを救ってくれた夫と、自分達らしい生き方をしたいと思っているし、できると私は思っている。
16.夫はとても繊細な人で、人間の煩わしい関係に振り回されるのが苦手だ。すごくダメージを受ける。でもちょっと悪ふざけする思考回路をお持ちのようで、面白い部分もある。
17.もったいないよ、あんた。あんたオモロイ人なのよ、分かりにくいけど!友達作ろうぜ!私が死んだら、寂しいぞ!一緒にガレージで工作するような友達作りーや!
18.会社と家の往復で、飲みにも行かない。団地内の自治会や管理組合には、真面目に努めている。おかげで団地内の人とは多少話せるけど、遊びに行くことはない。
19.「教習所入り直そうかなぁ」と夫が呟いた。いいやん、いいやん。自信がついたら、レンタカー借りて伊豆までドライブしよーや。
20.そんな感じで話し合っていたら、少し揺れを感じた。地震!!!揺れは大したことなかったけど、話し合いはここで中断。あとは行動あるのみ、かな?
付録