ThinkPad E16 Gen 2(AMD)買って失敗した話
この記事の対象は
Ryzen 7 7735HS+メモリ32GBで本体10万円切り~
の価格com限定プレミアム2です。
以下は、購入前に覚悟した欠点を△、
使って判った欠点を×としています。
△選べるWi-FiがRealtek製のみ
使ってて突然、不安定になると焦るので
購入直後にインテルAX211へ交換しときました(笑)
Realtek無線はThinkPadじゃ
Eシリーズにしか採用歴ない代物で、
まさに手抜きその①です。
×キーボードもベストじゃない
ストローク1.5ミリはTシリーズ等と共通ですが
ハッキリした打鍵感を低コストで追及した結果、
Tシリーズ等よりタッチが硬く、うるさく、疲れ易いです。
逆にトラックポイントのボタンは
打鍵感なさ過ぎです。
現行Eシリーズはキーボードユニットがパームレスト一体式
なので、Tシリーズ等とパーツ共用してないのが
この手抜き②を生みました。
ちなみにこの操作感は、
比較的マトモと言われるキーバックライト有の話です。
△USBに高速対応なし。
SDスロットも無し
データの行き場に困る様じゃ
Ryzen 7のマルチコア性能が泣きます。
価格comプレミアム2はSSDカスタマイズが割高で
分解が苦手だとコレまた地獄になりますから、
端子周りは手抜きその③です。
×スピーカーが低音ショボ過ぎ
中高音は悪くないですが
HARMAN印(2W×2)謳ってるだけに残念です。
×ディスプレイが片手じゃ開かない
180°開け、どの角度も安定してるので
ヒンジ硬いのは大画面の宿命でしょう。
△色域マトモな画面えらぶと
価格帯まで立派になる
Ryzen 7+メモリ32GBで10万切り~がウリですが、
Core Ultraシリーズ2が明確なRyzen潰し※
に出た以上、Ryzen 7x35では今更感が否めません。
※:マルチコアやバッテリ持ちで負けてなく
シングルやグラフィックといった体感で圧倒
続々出て来るシリーズ2搭載にも見劣りしない現行ノートは、
マルチコア有利なCore Ultra Hプロセッサ(シリーズ1が最後)と
安くても精々がRyzen 8000番台でしょう。
2024春以降のノートなので、
評価が定まった機種はまだ少なめです。