40代専業主婦が「ブラザーペナルティ」について考えたこと。
こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。
今回は、最近読んだ記事で知った「ブラザーペナルティ」という学説について自分が考えたことを書いていきたいとおもいます。
「ブラザーペナルティ」という、けっこう衝撃的な内容の学説
「ブラザーペナルティ」という言葉を知ったのは、わりと最近です。
大きく話題を呼んだPRESIDENT Online のこの記事やこの記事、COSMOPOLITAN のこの記事などを読みました。
「男兄弟がいる女性は、姉や妹だけをもつ女性よりも学歴や収入に格差が生まれる傾向にある」とする、アメリカやデンマークで2019年~2021年ごろに生まれた学説のようです。
特に「弟がいる長女は文系を選びやすく収入が低い」傾向があるとされています。
傾向がある、とはいえ、この結果になかなかの衝撃を受けた人はわたしだけではないのではないでしょうか。
なぜそういう傾向が表れるのか、その背景2パターン。
この傾向が表れる背景には、
一つに、両親の行動パターンが性別によって分かれ、偏ること、
もう一つに、身近に異性(弟)がいることによる子供側の意識
があるとのこと。
両親の行動パターンとは、弟がいる長女ほど幼少期に母親と過ごす時間が増え、父親との時間は減少する傾向がある、ということです。例えば、
弟はある年齢に達するとスポーツなどを父親としがち、
姉は、父親との時間は(弟がスポーツしているから)減り、
メイクやショッピングなど女性特有の時間を母親と過ごししがち、
というかたちで、より多く時間を接した親側の特性の影響を強く受けるということのようです。
また、身近に異性がいることで、より一層「女性らしく」「女性の役割」を意識するようになるとのこと。
これは、子どもは性別の異なる兄弟姉妹のなかで、より自身の性別に従った行動や態度をとることで個性を獲得する、ということが1980年代の心理学研究においても指摘されているそうです。
そうした行動の結果、弟のいる長女は、伝統的な性別役割分業意識を持ちがちであるとのことなのです。
「ブラザーペナルティ」をド体現するわたし。
なぜ兄ではなく弟なのか?
男兄弟の数が多いとどうなのか?
妹もいたらどうなるのか?
働く母親のもとで育った長女への影響は?
弟/父がスポーツなどが好きではなかったら?
など傾向を詳しく知りたくなる学説です。
しかし、この傾向、わたしの周りに限っては、
かなり当てはまるケースが何件も思いつきます。
かく言うわたしもその一人です。
弟が一人いて、母親は専業主婦でした。
文系を選択し、女性比率の高い職場を選び、今は専業主婦(無収入)です。
つづきます。