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アート熱、再燃。

こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。

アートとわたしの思い出

昔から絵を描くこと、見ること、アート芸術に関することが好きです。
幼いころ、父の海外出張のお土産のなかで一番うれしかったのは、美しい装丁の白紙のノートでした。
そこに絵や漫画絵を飽きることなく描いていました。

小・中学校の頃は、近所に住んでいた美大で教えている芸術家の先生に、デッサンと油絵を習っていました。
トルソーを木炭でデッサンしては右手の腹が真っ黒になったこと、
油絵具セットの木箱を開くと香る、テレピンの独特のにおいなど、
懐かしく思い起こされます。

アートと共存する街、シンガポール

芸術系の道には進みませんでしたが、趣味で芸術鑑賞は続けています。
子育て期は離れてしまったのですが、シンガポールに滞在したことをきっかけに、また熱が再燃しました。

シンガポールには、シンガポール生まれのアーティストや世界の有名アーティストの制作したアートが街中にたくさんあります。
シンガポールが、世界のアート市場でトップを目指すべく、国を挙げて積極的に文化芸術に投資しているためです。
結果的に国の価値も高まりお金も集まっています。

また、戦争の記憶を国内外の人たちと共有することにも積極的で、太平洋アジア戦争の戦跡を、いくつもミュージアムとして公開展示しています。
博物館に行けば、日本占領下の記憶を詳細に伝える展示がなされています。

わたしは、こうしたシンガポールの試みや国としての態度に関心を持ち、在星中は国立博物館のボランティアガイドとして活動していました。
そこで出会った仲間たちから、たくさんの知的・芸術的刺激を受け、離れて久しかったアートへの情熱が再燃してきたわけです。

持論・アート鑑賞は訓練だ!

学生時代に感じたことですが、アートとの付き合い方・見方は、訓練だなと思っています。

アートって、正直よくわからない時もありますよね。
でも、たくさんの展示を観ているうちに、
作者がなにを伝えようとしていたのか
なにを見て、思って、この作品をつくり上げたのか

不思議と、だんだんと感じ取ることができるようになってきます。
経験上、これにはとにかくたくさん見て触れることが肝要です。

長くアートから離れていたわたしは、今はまだリハビリ段階ですが、2024年は心がけてアートに触れていこうと決めています。

2024年はいろいろ美術館にいこう!と思ったもう一つの理由。

ラジオで、パンサーの向井慧さんが、
「ゲッターズ飯田さんの本を読んだらラッキープレイスが水族館だったので今年は水族館に行くことにする」
というお話をされていました。
わたしも触発されて、自分のラッキープレイスを確認してみたところ、
2024年のラッキープレイスは「水族館・美術館」でした。
美術館に通ってアートに触れているうちに、いいこともあるかも♬
なんて、期待しています。

そんなこんなで、上野の国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」を観てきましたので、次回、レポートしたいとおもいます。

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