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NHKアカデミア「山口晃さん(画家)」前後編を観てニューヨークに行きたくなった。
こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。
わたしの知らなかった山口晃さん
友人が観覧に当選したということで紹介があり、NHKアカデミアの山口晃さんの回を録画して前後編を視聴しました。
山口晃さんは、言わずと知れた現代アートの牽引者であり、わたしの愛するTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」の「にち10オリジナルポストカード」の2010年度版を手掛けられた方でもあります!(比較のバランス!)
シンガポールでも、山口作品を展示する大きな現代アート展がありました。
しかしお恥ずかしいことに、わたしは山口晃さんのことを知りませんでした。今回のNHKアカデミアを観て、はじめて知った作品がほとんどです。アートが好き、とか言っていながら、お恥ずかしすぎるのですが、本当なので仕方ない。
皆さんはご存じのとおりですが、山口氏の作品は、日本の伝統的な画のベースの中に現代や未来の要素が入り混じり、時空間を超越した不思議で洒脱な画風が特徴ですね。
番組を包む優しくユーモアあふれる雰囲気
番組では山口さんの一人語りで、作品への向き合い方、制作の様子、観覧者とのQAセッションなどがありました。
飄々とした語り口で、「感覚を無理に言葉にしない」という信念から「なんか」と連発される、ユーモアあふれるお人柄に、番組全体が優しくつつまれていました。
即興で描かれた「アカデミア図」も、時空を超えて、画面を媒介してつながる空間が表現されていて、将に!と膝を打ちました。
描き始める時に「カミさんの顔描くといい線が描けるですよね」と、まず奥様の顔を描いていらしたのも印象的でした。この漫画とエッセイを読んで、奥様との関係性も、とてもすてきだなと思いました。
「四天王像」をニューヨークに観に行きたい
この番組を観て一番心惹かれたのは「四天王像」です。
息も止まるような美しさ、色彩の明るさ、不思議で神秘的な四天王。
現在は、ニューヨークのメトロポリタン美術館に所蔵されているとのこと。いつか鑑賞に訪れたいと心から思いました。